東京編になってからもゴキゲンな日々です。毎週ドンチャカ新しいキャラクターが登場します。ふせえりさんのお喋り下宿ババア。その亭主の無口な元序二段。口の悪い火傷ばかりしてるおでん屋。いつも困ってる頼りない梅丸楽劇団(USD)制作部長の辛島さん。まだ私には頼朝(鎌倉殿の13人)の弟にしか見えない演出家の松永さん。顔面の圧力が凄い昭和ミソジニーダンサー中山。そして淡谷のり子先生がモデルの菊地凛子さん演じる茨田りつ子! ものまね王座決定戦で清水アキラさんに言うように、スズ子との初対面でもほぼ同じトーンで「下品ね!」と吐き捨ててました。ちょい訛ってるし。いいね。
11月10日金曜日の放送で、スズ子は「ラッパと娘」を唄いステージで縦横無尽に踊り、走り、跳ね回り、大覚醒。ヒャッハー。何回観たかわかりません。私もリビングで足を上げたらテーブルの角にぶつけてもんどり打ってひっくり返りました。家族は出払っててよかった。
翌週は松永さんとの恋が進むかと思いきや話が引き抜き工作に発展し、悩んでるところへ大阪の実家の弟、六郎からの便りが届き、母の病気を知るスズ子。いつも亀を愛するちょっとぼーっとした六郎がメチャクチャかわいいのですが「わいは甲種合格やー!」と手紙のなかで喜んでいるのがとても切ないです。この時代を描くと必ずこのあと戦争がやってきますからね……。