
作家・鈴木涼美さんの連載「涼美ネエサンの(特に役に立たない)オンナのお悩み道場」がスタートしました! 本日お越し頂いた、悩めるオンナは……。
Q. 【vol.1】恋愛と呼べないような、思い出にもならない記憶のみで死んでいくことに、ふと悲しくなったワタシ(30代女性/ハンドルネーム「秋の季節が1番好き」)
涼美さんの著書、いつも楽しませて頂いています。「鈴木涼美のBISTRO LOVIN'」(編集部注:2022年3月までレギュラー配信され、女性の恋や性にまつわるお悩みを取り上げた、「ELLE DIGITAL」のポッドキャスト番組)も大好きで、今も聞きかえしていたので、相談機会がありとても嬉しいです。
30代半ばの独身女性です。中高時代、男子生徒から容姿をからかわれたおかげで自信が持てず、恋愛においては自尊心が低いです。自分から好きになった人に対しては早々に自分は好かれないとあきらめ、好意を寄せてくれた人を好きになることも苦行だと感じながら20代はすぎ、まあ1人でもいいかなと思っていました。
しかし最近、恋愛と呼べないような、思い出にもならない記憶のみで死んでいくことに、ふと悲しくなりました。今一度、好きな人ができた際の心持ちをどのようにすべきか、アドバイス頂けたら嬉しいです。