宮本さん自身も、同年代の阪神ファンたちと、
「今回『アレ』できなかったら、次回はもう生きてへんな」と合言葉のように話すのだという。
知らない同士が、阪神ファンというだけで酒場などで盛り上がって仲良くなるのも、阪神ファンの良さ。一体感が生まれやすいのだと宮本さんは話す。
ただ、川への飛び込みまでするのは、宮本さんは否定的だ。
「あの喜び方は、明るい喜び方というよりも、一部の、若い人たちだけの楽しみでしかないですよね。もっと老若男女、幅広いファンが楽しめるやり方ができないものかなとは思っています」
マナーを守る阪神ファンたちも、「アレ」後の動向を見守っているだろう。
(AERA dot.編集部・國府田英之)