05年の優勝時にも道頓堀には大勢のファンが集まった(画像を一部加工しています)
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 阪神タイガースの18年ぶりの「アレ」が目前となった。ただ、過去の「アレ」達成の直後には、道頓堀川に5000人がダイブしたり、暴徒化して商店の看板を破壊するなど、ファンの行動が物議を醸してきた。道頓堀周辺の飲食店主らは歓迎一色とはいかないようで、「ただの恥、と思われることはしないで」と厳しい声も飛ぶ。

【2003年優勝時の「大騒乱」の様子はこちら】

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 阪神のセ・リーグ優勝が近づくと毎度、行政や警察当局がピリピリするのが、興奮したファンらによる道頓堀川への飛び込みや、飲食店の看板などの破壊行為だ。

 大阪府警は今季もすでに道頓堀川にかかる戎橋があるミナミ地区の繁華街と、キタ地区で計1300人を動員して、厳戒態勢を敷いている。

 戎橋周辺の飲食店関係者は、「毎度毎度の騒動は、ごく一部の乱暴なファンや、タイガースを愛していない“ファンもどき”による行為だと思っているが、特に2003年はいくらなんでもやり過ぎだった。看板を壊すなんて、ただの恥」と手厳しい。

 阪神優勝時の「道頓堀川ダイブ」は、21年ぶり7度目のセ・リーグ制覇を果たした1985年10月16日に端を発するとされる。

 当時の報道によると、大阪・梅田の阪神百貨店前に集まった大勢のファンたちが、神宮球場でのヤクルト戦で阪神が引き分けて優勝を決めた後、大行進を始めた。

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カーネル・サンダースの呪い