一番の不満は昼食時間
明治大学と同様、6時限の終了時刻は遅くなった。
「ただ、もともと学生は実験などで夜遅くまで学校にいることが多かったので違和感はなかったです」(鈴木部長)
一方、明治大学と違って、昼休みの時間について、不満の声が上がった。
「100分授業導入時に昼休みを40分に設定したのですが、さすがにきつい、という意見が学生や教職員から出て、翌年度から50分に延ばしたという経緯があります」(鈴木部長)
昼休みに生協食堂が混み合うことが予測されたため、大学はあらかじめ別の場所での弁当販売を生協に依頼したり、キッチンカーを呼んだりした。
「できるかぎりの対応をした記憶があります。今はもう弁当販売やキッチンカーは完全に定着して、私もよくキッチンカーを利用しています」と、鈴木部長は笑う。
当初大学は、100分授業の導入によって学生たちからさまざまなクレームが寄せられることを心配していた。
「ところが、不満の声が上がったのは昼食のことばかりで、拍子抜けというか。他は特に問題が起きたことはありません」(鈴木部長)