アスリートの言葉
シアトル・マリナーズ 会長付特別補佐兼インストラクター・イチロー「後悔などあろうはずがありません」(2019年3月の引退記者会見で)
日本体操協会理事・内村航平「勝っても地獄、負けても地獄なら、勝つ地獄を味わった方がいい」(2018年5月、NHK杯優勝後、筆者のインタビューで)
卓球選手・平野美宇「最大の敵は天狗になることなので、褒められるたびに、自分で鼻をへし折っています」(2017年5月、アジア選手権優勝後、筆者のインタビューで)
ヤクルト バッテリーコーチ・嶋基宏「見せましょう野球の底力を。見せましょう野球選手の底力を。見せましょう野球ファンの底力を。共に頑張ろう、東北。支え合おう、ニッポン」(2011年4月、札幌ドームでの復興支援試合前のスピーチ)
競泳選手・池江璃花子「逆境から這い上がっていく時には、どうしても、希望の力が必要だということです」(2020年7月、国立競技場でのスピーチ)
プロボクサー・井上尚弥「相手の動きがスローモーションのように見える。だからその間に、たくさんのことが考えられ、多くの動作ができる」(2018年10月、パヤノ戦後、筆者のインタビューで)
サッカー選手・三笘薫「データマニアと言われたら、そうかもしれない」(「Number」1075号)
アーティスティックスイミング選手・乾友紀子「満腹中枢が働く20分前にどれだけ詰められるか(食べられるか)にかかっています」(2018年5月、東京五輪に向けての筆者のインタビューで)
スポーツクライマー・野口啓代「指紋が消えるのでスマホなどの指紋認証ができないし、シャンプーの時は髪の毛が指に当たって痛いんです」(2018年4月、東京五輪に向けての筆者のインタビューで)
テニス選手・大坂なおみ「18年の全米オープン以降、長い間うつ病を患っており、それに対処するのがとても大変だった」(2021年5月、自身のSNSで発信)
元プロボクサー・村田諒太「メンタルトレーニングって、なんだか鎧みたいなものを着させてもらって、俺は強いんだって試合を迎えるようになるかと思っていたら、そうではなく、裸以上に裸にさせられるものだったんですね」(田中ウルヴェ京著『心の整えかた』から)
プロレスラー・棚橋弘至「言葉は技と同じくらいに大切なんです」(2019年9月、筆者のインタビューで)
※AERA 2023年8月14-21日合併号より抜粋