計太(けいた)/1989年、奈良県生まれ。大阪教育大学スポーツ科卒、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。パーソナルトレーニングジム「ボクノジム」経営。モットーは「2か月後の減量よりも1年後の健康」。
計太(けいた)/1989年、奈良県生まれ。大阪教育大学スポーツ科卒、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。パーソナルトレーニングジム「ボクノジム」経営。モットーは「2か月後の減量よりも1年後の健康」。

■やせやすい生活【朝編】

  • 朝日で目覚める
  • 起きたら水を飲む
  • カーテンを開けて日光を浴びる
  • 朝食をとる
  • 排便する
  • 家事や運動など活動的に過ごす

 続いて「やせやすい生活(朝編)」です。理想的な生活リズムをイメージしやすいように、起床から午前中の過ごし方までを一連の流れにして紹介します。

 まずは朝日を感じて目覚めます。コップ一杯の水を飲んだら、カーテンを開けて日光を浴びましょう。そして、しっかりと朝食をとってトイレを済ませたら、できるだけ体を動かすようにします。「活動的」といっても、ジムで汗を流す必要はありません。家の掃除をしたり、スーパーへ買い物に出かけたり、日光が差し込む窓際でストレッチをするだけで十分です。

 気持ちよく目覚めてテキパキと動き始めるのか、ベッドの上でダラダラと無駄な時間を過ごすのか。朝(午前)の「太りやすい生活」と「やせやすい生活」の違いは、文字通り起床後の“第一歩”に深く関連しています。1日ごとの比較では、その差はわずかなものですが、「塵も積もれば山となる」ことを理解して、やせやすい生活を心がけましょう。

■太りやすい生活【昼編】

  • 昼食の早食い
  • 空腹じゃないのにお菓子をつまむ
  • 昼寝の時間が長い
  • ずっと座りっぱなし

 太りやすい生活(昼編)ですが、初めの2項目については、心当たりのある人も多いのではないでしょうか。仕事や家事に追われていると、どうしても昼食は急いで済ませがちになります、ただ、ダイエットにおいて“早食い”はデメリットしかありません。食欲が満たされないことで、「おなかは空いていないのに、ついついお菓子をつまんでしまう」という悪循環を生むリスクも高まるので、昼食は時間をかけて、しっかりと食べるようにしたいものです。また、食後に眠気に襲われても、昼寝は短時間にとどめましょう。必要以上に眠りが深くなると、体の活動レベルを下げてしまうだけでなく、夜の入眠時刻が後ろ倒しになり生活リズムを崩す要因となります。

 四つ目の「ずっと座りっぱなし」は、デスクワークをしていると致し方ない面があります。また、家事の途中でソファに座ってリラックスする時間も必要だと思います。とはいえ、座っている時間が長くなればなるほど、その分の活動量をどこかでカバーしなければならないということは、つねに頭の片隅に置いておくべきです。4項目の中に一つでも当てはまる点があれば、次の「やせやすい生活(昼編)」を参考にして、生活習慣を切り替えましょう。

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昼の”痩せやすい生活”は?