■やせやすい生活(昼編)
- 昼食はしっかり、じっくり
- 昼食後に体を動かす
- 昼寝は30分まで
- デスクワークでも1時間に1回は立ち歩く
どれだけ忙しく時間に追われていても、昼食はしっかりと時間をかけて食べることが大切です。そして、食後には体を動かすことを心がけ、昼寝は最長で30分を目安にしてください。デスクワークが中心で座っている時間が長くなりがちな人は、1時間に1度立ち上がって歩くようにしましょう。短い距離でもOKです。
昼間を「やせやすい生活」にするために、意識すべきことはこの4項目で十分です。その上で時間的なゆとりがあり、体を動かす環境が整っていれば、運動に取り組むことでさらに「やせやすい生活」に近づくことができます。たとえジムを利用することができなくても、会社や自宅の周りを早歩きでウォーキングするなど、意識とアイデア次第で、どこでも体を動かすことはできます。正午から夕方に一日の活動量のピークを持っていき、夜は睡眠に備える。そんな生活習慣が身につけば理想的です。
■太りやすい生活【夜編】
- 3食の中で夕食が最も高カロリー
- 風呂あがりのアイスクリーム
- 必要以上にスマホを見る
- 睡眠時間が短い
- 深夜に目が覚める
太りやすい生活(夜編)では、この5項目が代表的な行動パターンに挙げられます。思い当たる項目が、いくつかあるのではないでしょうか?
とりわけ、帰宅時間が遅く生活リズムが乱れがちな人に多いのが、夕食時の摂取カロリーが最も高くなるというパターンです。こうした生活が長く続けば、ますます生活リズムが崩れ、朝の目覚めが悪くなって朝食を抜く日が増える……なんてことにもなりかねません。さらに、眠くなることを避けるために昼食も控えめにして仕事に没頭。結果、仕事を終えるころにはかなりの空腹状態になっていて、無性に高カロリーなものを食べたくなるという悪循環に陥ってしまいます。ましてや、風呂あがりのアイスクリームなど言語道断。ダイエットがはかどるはずもありません。
スマートフォンを触りながら、ダラダラと過ごすこともダイエット生活では避けたい行動の一つです。“スマホ時間”の長さは睡眠時間や眠りの質とも関連するため、「睡眠時間が短い」「深夜に目が覚める」といった太りやすい生活習慣に陥るのを避けるためにも、“ほどほど”を心がけるようにしましょう。