娘は夕食後ベッドにゴロンとなって、気になるところをノートで見ているうちに7時に眠ってしまいました。私は「真夜中に目が覚めて、朝まで眠れなかったら大変!」と心配になり、スヤスヤと寝入っている娘の様子を写メで撮り、息子たちに「こんなことになっています。起こしたほうがいいのかな?」とメールしました。3人の息子たちからは「そのまま寝かしておくように」と返信。ちょっと心配でしたが、アドバイスに従うことにしました。
娘は途中一度も目を覚ますことなく、翌朝6時に機嫌よく起きました。なんと11時間寝たというわけです。娘に「夜7時に寝落ちしたけど、大丈夫?」と聞くと、「今までの疲れが全部とれた~」というのんきな返事。「結局ノートは見てないでしょ?」と聞くと「全く大丈夫~」と伸びをしながら朝ごはんのトーストをパクパク。小さなことを気にしないのは娘のいいところなので、私がいろいろ言うのはやめました。私は朝5時に起き、コンビニで昼食を買って準備万端整えました。
娘は2日目も、夜7時に寝て朝6時に起床。のんびりと朝食を食べて会場へ。私は、東大模試よりリラックスしてるな~と思いながら一緒に行きました。
入試前日の睡眠は大切です。しかし、全く眠れなかったけど合格したという話もよく聞きますから、あまり神経質にならないように。ただ、遅刻して走って会場に行くのはダメですよ。余裕を持って行動することです。(構成/庄村敦子)
※週刊朝日 2020年2月21日号