国内で続々 イタリア発のスイーツ「マリトッツォ」が躍進する理由 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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国内で続々 イタリア発のスイーツ「マリトッツォ」が躍進する理由

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プリンチのマリトッツォは、ヘーゼルナッツを使った「ノッチョーラ」(左)と、ベリーソースの2種(各418円)(撮影/福光恵)

プリンチのマリトッツォは、ヘーゼルナッツを使った「ノッチョーラ」(左)と、ベリーソースの2種(各418円)(撮影/福光恵)

コーテシーのマリトッツォは450~500円。売り切れも多いので、予約がおすすめ(撮影/福光恵)

コーテシーのマリトッツォは450~500円。売り切れも多いので、予約がおすすめ(撮影/福光恵)

福岡のアマムダコタンでは、ツナ&野菜のマリトッツォなども人気(同店のInstagramから)

福岡のアマムダコタンでは、ツナ&野菜のマリトッツォなども人気(同店のInstagramから)

 ローマ発という”マリトッツォ”が人気だ。ブリオッシュ生地にクリームを挟んだスイーツで、隆盛の背景にはコロナ禍の影響もあるという。AERA2021年6月14日号から。

【写真】コーテシーのマリトッツォは売り切れも多いので、予約がおすすめ

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 パクッと開いたブリオッシュ生地に、はみ出さんばかりにぎっちり詰まった真っ白なクリーム──。最近、そんなコロンとしたキュートなビジュアルを、やたらと見かけるようになった。

 そのひとつにかぶりついてみた。ふわふわのブリオッシュ生地と、さっぱり系の生クリームが奏でるのは、見かけによらないライトな食感。拳大サイズもペロリといけてしまう、ヤバいやつには間違いない。

 こちら2021年のトレンドスイーツ、ナンバーワンとの呼び声も高い「マリトッツォ」なるスイーツ。1990年代に流行したティラミスやパンナコッタなど、甘い物好きの心を乱してきたイタリア生まれのスイーツは数多いが、かの国から令和の日本に放たれた最新スイーツとなっている。

■春から投稿が急増

「マリトッツォというワードは、昨年9月頃から投稿に出現し始め、今年の春になると一気に投稿が増えています」

 グルメアプリ「SARAH」に集まった投稿データを集計・分析するサービス「FoodDataBank」のプロダクトマネージャー倉内彰さんはそう話す。目立つのは、20~30代の女性からの投稿だという。

 マリトッツォはそもそもイタリアのローマ発祥の伝統的なお菓子で、一説には古代ローマ時代に生まれたものとも。そんな歴史あるお菓子が、なぜここ数年、日本でヒットすることになったのか。きっかけのひとつが、コロナ禍だった。

「午前中に集中しがちな、店内の混雑や行列をなんとか分散できないか。そう考えて、午後のおやつタイムに買いに来てもらえるようなメニューを探した。弊社は系列にイタリア料理店もあり、いきついたのが、マリトッツォでした」

 昨年2月からいち早くマリトッツォの販売を始め、今回のブームの火付け役と呼ばれることも多い福岡のベーカリー「アマムダコタン」のエリアサービス長の小川裕司さんはそう話す。


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