いろいろある夫婦のカタチ “交際0日婚”鈴木おさむの場合は? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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いろいろある夫婦のカタチ “交際0日婚”鈴木おさむの場合は?

連載「1970年生まれの団ジュニたちへ」

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鈴木おさむ週刊朝日#夫婦#鈴木おさむ
鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

夫婦漫才の宮川大助・花子 (c)朝日新聞社

夫婦漫才の宮川大助・花子 (c)朝日新聞社

 妻はとてつもない綺麗好きで、うちの場合、ここに大きなズレが出る。例えば、朝、お花の水を替えた時に、水滴が床に落ちる。僕にとっては「3滴ほど」なんですが、妻は「ビショビショじゃん!」と言う。こういうズレで揉めたりするし、我慢し合うのも夫婦のカタチ。

 先日、妻がキッチンで料理を作っている時に、お花の水を替えるために花瓶をキッチンに持っていくと、その花びら数枚が妻の作業しているキッチンに落ちてしまった。妻が「もう、花びら落ちてるじゃ~ん」と言うので、僕が「たった数枚じゃない」と言うと、妻がパッと手を止めて厳しい顔をして「今、ここに来る時、『そこ借りていい?』とか『ちょっと横にズレてくれない?』とか言わずにグイッと入ってきて、私が作業中なのに、蛇口を勝手に向けて水を入れて、花びら落として、これ掃除するのも私なのに『これ、よろしくね』の一言も言わないことに対してのイラツキを、最低限の言葉で表現しただけなんですけど」と、厳しい検事のように責め立て、僕は思わず「ごめんなさい」と言う。こういうことで僕らの夫婦のカタチはできている。いろいろあるよね。みんな。

週刊朝日  2019年5月3日‐10日合併号


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鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

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