室井佑月「マスコミってさ」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月「マスコミってさ」

連載「しがみつく女」

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室井佑月週刊朝日#室井佑月#東京五輪
室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中

イラスト/小田原ドラゴン

イラスト/小田原ドラゴン

 テレビでは新聞記事程度の報告をニュースでさらっと流すか、視点を斜めに持ってくるか。ワイドショーは、次の人事がどうなるかという構成で番組を組み立てるかも。アスリートの元スターを出し、次の長となる人を、「この人、良い人」。そういったすり替え作戦でいく?

 しかし、そうやって取り繕っても、フランスの煙を消すことは簡単じゃない。

 だとしたら、この国でも事実を追及し、それなりの報道をしておいたほうがいいんじゃね?

 東京五輪で使われる金は税金。責任のお鉢をまわされるのは、国民。失敗したとき、我々にどんな言い訳をする? この件は海外が絡んでいる以上、森友・加計のようにできない。報道の自由度ランキングが独裁国家並みに評価されても気にしない?

 2020年以降、この国の新聞もテレビもなくなるわけじゃないでしょう?

週刊朝日  2019年4月5日号


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室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中。

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