ジョギングよりも「ちんたら運動」 風邪に勝つ免疫力UPの習慣5つ (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
猫特集

AERA dot.

ジョギングよりも「ちんたら運動」 風邪に勝つ免疫力UPの習慣5つ

このエントリーをはてなブックマークに追加
大崎百紀週刊朝日#ヘルス
シニアには笑顔と「ちんたら運動」がいい (c)朝日新聞社

シニアには笑顔と「ちんたら運動」がいい (c)朝日新聞社

順天堂大学医学部の奥村康特任教授

順天堂大学医学部の奥村康特任教授

1.ある程度の規則正しい生活を心掛ける
 何でもないことのようだが、やはり規則正しい生活を送ることが一番という。太陽のリズムが、「免疫」に大きく関わるからだ。

「60歳を過ぎたら、時差のある国への海外旅行は気を付けたほうがいい」とアドバイスする。

 若いうちは、生活のリズムが乱れても何とか修正できるだろう。だが、中高年になると難しくなる。時差のある旅先で体調を崩してしまうのも、昼夜逆転の生活をすることで、交感神経が優位な時間が続き、活性酸素を過剰に発生させて免疫力が下がるから。

2.激しい運動を行うときは気を付ける
「ジョギングなど激しい運動をしているとき、NK細胞は活性化しますが、終わった後は、免疫力がグンと下がり、運動する前よりも下がってしまう。ここで風邪を引く。ランナーに風邪を引く人が多いのもそれが理由です」

 ジムで激しい運動をした後は、これからの季節は特に注意したい。

「風邪を引きたくなかったら『ちんたら運動』がいいんです。ちんたら、ちんたらの、テキトーな運動です。この運動なら、活性したNK細胞は、下がりません」

 理想的なのは森林浴をしながらの早歩きという。

3.好きなものを我慢せず、楽しい環境で食べる
 体に正直に、食べたいものを食べるのが、免疫の面からは良いという。

「人間は体の中で足りないものを補おうと求めます。ビタミンが足りなくなったらビタミンを求める。だから食べたいものを欲求に従って食べるのがいい。だから、食いしん坊さんは病気に強いのです」

4.笑ってポジティブシンキング
 これもよく言われていることだが、「笑うこと」。NK細胞は、ストレスでグンと下がってしまうからだ。

 ストレスには2種類あり、免疫力を下げるタイプと下げないタイプがあるという。

「避けることのできないネガティブなストレスに弱いのがNK細胞。一方、何かに立ち向かうストレスのときは意外と強いのです」

 たとえば、会社でパワハラを受けながら仕事をしている場合。免疫力が下がり、ウイルスにかかりやすい。

 一方、大きな課題に向かって集中して仕事をしているときは、病気になりにくい。

「喧嘩しても失敗しても、挑戦して立ち向かうストレス。これは意外と免疫力を下げないのです」

 さらに、NK細胞のアップ力の上下は「うつる」ともいう。下がった人の横にいると、隣の人にもうつってしまうので、なるべく「明るい人のそばに行きましょう」。

(本誌・大崎百紀)

週刊朝日  2018年12月21日号より抜粋


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい