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偏差値40台だったのに! 「勝ち組」育てる“奇跡”の大学

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永井貴子週刊朝日#大学入試

トヨタ自動車の寄付を受け、抜群の教育環境を誇る豊田工大(豊田工大提供)

トヨタ自動車の寄付を受け、抜群の教育環境を誇る豊田工大(豊田工大提供)

偏差値は合格率50%をボーダーラインとする(東進提供)
*センター利用型入試のため、同型の基準偏差値を使用。一般入試よりも値が高い傾向あり。
「実就職率(%)」は、就職者数÷〔卒業(修了)者数-大学院進学者数〕×100で算出。
データは、各大学発表による2017年の就職状況(調査・大学通信)
*金沢星稜大学は、大学が公表した2016年の就職状況

偏差値は合格率50%をボーダーラインとする(東進提供)
*センター利用型入試のため、同型の基準偏差値を使用。一般入試よりも値が高い傾向あり。
「実就職率(%)」は、就職者数÷〔卒業(修了)者数-大学院進学者数〕×100で算出。
データは、各大学発表による2017年の就職状況(調査・大学通信)
*金沢星稜大学は、大学が公表した2016年の就職状況

 定員割れに加え、大学に持参するのは携帯電話だけの学生たち。そんなどん底から出口である就職の改革に着手した。手始めに「遅刻欠席3回で就職支援打ち切り」などのスパルタ式マナー・身だしなみ講座。そして常に意識したのが、学生を元気にすること。

「褒めて、褒めて自信をつける。そんな学生が大手企業に挑戦して内定をもらってくると、少女漫画の瞳のように目がキラキラしてくるんですよ」

 改革は学生だけでは終わらない。「大事なのは親の意識改革です。自身の学生時代の経験による時代錯誤の就活アドバイスは、子どもをミスリードします」

 改革当初は入学式典後、保護者を4時間あまり拘束し、「新入生の保護者のための就職ガイダンス」と題して、就活の現状と親がとるべき行動を説いた。同時に、勉強や就職のための講座費用や1年生の5月から始まる3年間の公務員・税理士コースの費用を出してやって、と訴えた。

 改革が実を結び、昨年の実就職率は96.7%。入試の倍率も6倍の人気ぶりだ。

 北海道内で社長を最も多く送り出しているのが北海学園大だ。帝国データバンクの分析によれば、12年に首位日本大と入れ替わり、以来5年連続堂々の1位。ちなみに16年度の社長数は879人だ。道内の企業事情に詳しい人物によれば、地元企業の後継者が多いことも背景にはあるようだ。


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