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「病気」に関する記事一覧

目からうろこ!ワコールの教えが形成外科医の常識を変えた 乳がん患者の「乳房再建手術」が画期的に進化
目からうろこ!ワコールの教えが形成外科医の常識を変えた 乳がん患者の「乳房再建手術」が画期的に進化 女性のがんでもっとも多い乳がん。女性がん患者の約5人に1人が乳がんを患っている。実は筆者の妻もその1人で、近々、乳房全体を取り去る手術を行う予定だ。女性にとって乳房を失うことは精神的にも、生活の質(QOL=Quality of life)の面でも大きな負担をともなう。そのため、患者によっては「乳房再建」手術を選択する。いま、公益財団法人がん研究会有明病院(以下、がん研有明病院)と大手下着メーカー・ワコールがタッグを組み、よりよい乳房再建を目指した共同研究が進んでいる。同院で数多くの乳房再建手術を手がけてきた矢野智之形成外科部長に話を聞くと、これまでとはまったく異なる、画期的な乳房再建への道筋が見えてきた。
部分入れ歯にしたら、隣の歯がグラグラしてきた! これって医療ミス?
部分入れ歯にしたら、隣の歯がグラグラしてきた! これって医療ミス? 歯を失ったときの治療手段となる入れ歯。自分の歯が残っていればそこにバネをかけ、「部分入れ歯」にすることができます。ところが、使用している人から、「バネをかけた歯がグラグラになってきた」という声が……。これは歯科医の処置に問題があったのでしょうか? 歯科医師で歯周病専門医の若林健史歯科医師に聞いてみました。
教育プログラム「勇者の旅」で子どもが不安の対処法を学ぶ 100校以上の小中学校が導入
教育プログラム「勇者の旅」で子どもが不安の対処法を学ぶ 100校以上の小中学校が導入 日々の暮らしの中でおとなだけでなく子どもたちもさまざまな不安を感じている。そんな不安と上手につきあっていけるように、うつ病や不安症などの治療に使われる「認知行動療法」を小・中学校の教育現場に導入する取り組みが広がっている。その名も「勇者の旅」。千葉大学子どものこころの発達教育研究センター特任講師の浦尾悠子さんらが考案したプログラムで、2015年から学校への導入が始まり、現在までに100校以上が取り入れている。
「おとなしい良い子」は不安を感じやすい? 学校現場に広がる「子どもの不安」軽減プログラム
「おとなしい良い子」は不安を感じやすい? 学校現場に広がる「子どもの不安」軽減プログラム 日常生活で過剰なストレスを感じ、不安を抱える子どもが増えている。「勇者の旅」という不安軽減のための学校教育プログラムを考案した千葉大学子どものこころの発達教育研究センター特任講師の浦尾悠子さんに、子どもの不安と学校環境について聞いた。

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インフルエンザ予防接種開始 打つか、打たないか、今年の流行の兆しは?
インフルエンザ予防接種開始 打つか、打たないか、今年の流行の兆しは? 日々の生活のなかでちょっと気になる出来事やニュースを、女性医師が医療や健康の面から解説するコラム「ちょっとだけ医見手帖」。今回は「今年のインフルエンザ予防接種」について、NPO法人医療ガバナンス研究所の内科医・山本佳奈医師が「医見」します。
眠っている間に呼吸が止まる! 肥満や生活習慣病を予防する以外の治療法を医師が解説
眠っている間に呼吸が止まる! 肥満や生活習慣病を予防する以外の治療法を医師が解説 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、眠っている間に呼吸が止まることをくり返す病気だ。潜在患者数は400万~500万人。この病気の怖さは眠気やいびきだけでなく、高血圧や心臓病など、さまざまな病気につながるリスクだ。治療法としては、「経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)」が主となる。食生活の見直しや体重管理など、肥満や生活習慣病を予防するための生活改善も大事な治療のひとつだ。
人工透析を受けられず生命の危機に! 医師も慌てたコロナでベッド満床で入院できない事態
人工透析を受けられず生命の危機に! 医師も慌てたコロナでベッド満床で入院できない事態 コロナの第5波では、入院ができずに自宅療養となる患者があふれ、医療は逼迫した。こうした中、感染した人工透析患者がすぐに入院できないケースが多発した。透析患者はコロナにかかると重症化しやすい。一方で、透析をしながらの入院となるため、専用の病床は非常に少ない。現場の医師にとって、緊迫した事態が続いた。
安倍前首相がイメージを変えた「難病患者」の就労 一方で就活生患者が「相談窓口すらない」と苦しむ理由
安倍前首相がイメージを変えた「難病患者」の就労 一方で就活生患者が「相談窓口すらない」と苦しむ理由 潰瘍性大腸炎をはじめ、パーキンソン病、全身性エリテマトーデス(膠原病)など、難病患者は年々増え続け、指定難病患者の数は約95万人を数える。医療の進歩によって、治療を続けながら働く難病患者も増えてきているが、患者の就労を支える仕組みはまだ十分でない。とくに就職活動中の大学生患者にとっては、就職相談ができる窓口さえほとんどないのが現状だ。難病患者の就職を支援する専門家に聞いた。
コロナ重症化  なぜ慢性腎臓病患者はリスクが高いのか?専門医の答えは
コロナ重症化  なぜ慢性腎臓病患者はリスクが高いのか?専門医の答えは 厚生労働省が新型コロナウイルス患者32万2007人を対象に、コロナの重症化リスクと死亡率の関係を調べた調査で、最も高かったのは「慢性腎臓病(CKD)」であることがわかった。慢性腎臓病は国民の約10人に1人が発症、糖尿病に続く新たな国民病といわれている。多くの人が罹患している慢性腎臓病はひとごとではない。なぜこの病気でコロナにかかると重症化するのか、専門医に聞いた。

特集special feature

    ゴルゴ13さいとう・たかをさん膵臓がん死去 自覚症状なく進行が早いため受診時に転移も
    ゴルゴ13さいとう・たかをさん膵臓がん死去 自覚症状なく進行が早いため受診時に転移も 『ゴルゴ13』などの作品で知られる漫画家さいとう・たかをさんが、膵臓がんのため24日午前10時42分に亡くなった。84歳だった。さいとうさんの生前の遺志により、『ゴルゴ13』は今後も、さいとう・プロダクションや脚本スタッフなどが協力し連載を継続することも同時に発表された。
    コロナ自宅療養者への往診で注目! 「ファストドクター」代表・菊池亮医師の起業のきっかけは?
    コロナ自宅療養者への往診で注目! 「ファストドクター」代表・菊池亮医師の起業のきっかけは? 医療機関が休診となる夜間や休日に、救急の往診などの新たな選択肢を提供する「ファストドクター」。現在は自治体と連携し、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者への往診なども行っている。週刊朝日ムック「医学部に入る2022」(9月24日発売)では、代表の菊池亮医師に、医師になるまでの道のりと起業へと踏み切った理由を聞いた。
    乳がんや子宮がんなどの重大な病気ほど初期症状がない! 女性こそ「検診」を受けてほしい
    乳がんや子宮がんなどの重大な病気ほど初期症状がない! 女性こそ「検診」を受けてほしい 子宮内膜症、子宮筋腫、乳がん、子宮体がんなど、婦人科系の病気が増えている今、定期的に「検診」を受けるなどし、自分の体の状態を「知る」ことが重要になっています。自分の体を知ることは、人生を前向きに考えるための第一歩。今回は女性が自身の健康を守る方法について、対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座・新宿理事長の対馬ルリ子先生にお聞きしました。前編に続き、後編をお届けします。(セルフドクターWebより転載)

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