米倉昭仁 「偵察気球」が日本に現れたら自衛隊は撃墜できる? 地上や海上からの「高額ミサイルでも当たらない」理由 防衛省は過去に日本領空で確認された気球型の飛行物体について、「中国が飛行させた無人偵察用気球であると強く推定される」とし、情報収集や警戒監視を強めている。さらに同省は外国政府の偵察用気球が領空侵犯した場合の武器の使用要件を緩和する考えだ。今回、米軍が撃墜した中国の偵察用気球は、高度約18キロ(約6万フィート)を飛行した。再び日本領空に気球が現れた場合、自衛隊は撃墜することができるのか。軍事評論家で、フォトジャーナリストの菊池雅之さんに聞いた。 中国気球米国自衛隊 3/2
野嶋剛 中国「スパイ気球」撃墜に50万ドル! 米バイデン政権が「気球問題」に異常に神経をとがらせるワケ 米国上空に現れた気球を、米軍機が撃ち落としたというニュースを耳にしたとき、「百獣の王ライオンはウサギ1匹を捕まえるときでも全力を尽くす」という、子どものころに人気漫画で読まされた名ゼリフを思い出した。 バイデン中国気球習近平 2/25
米倉昭仁 中国「気球の目的は気象観測」――不自然な言いわけの元祖は米国だった 世界中に出現する恐るべきUFOの正体 8日、米国防総省は米国本土を飛行したのち撃墜された中国の気球について、数年に及ぶ偵察活動の一環だと明らかにした。一方、中国外務省は「気球は気象などの研究に使われている民間のもので、今回は偏西風の影響を受けてコースから外れてしまった」という姿勢を崩していない。これについて、防衛省防衛研究所政策研究部防衛政策研究室の高橋杉雄室長は「語るに落ちた、ということだと思います。『カバーストーリー』が本当に甘い」と指摘する。 中国気球米国 2/12
野嶋剛 2023年の中国はどうなる? 習近平を苦しめる感染爆発と「経済失速」、台湾問題は「懐柔路線」に 2022年の中国ニュースの山場は、10月の中国共産党大会だと思い込んでいた。ところが、慣例を破って3期目の総書記に選ばれた習近平氏の苦悩は、むしろ党大会の後から始まったようである。 中国台湾習近平 1/7
中国がこだわる“南シナ海の実効支配” 二枚看板の「キャベツ戦略」「サラミ戦略」とは? 南シナ海に浮かぶ南沙諸島は、中国・台湾・ベトナム・フィリピンなどが領有を争う、地政学上のホットスポット。近年は中国の実効支配が進み、岩礁に次々と軍事拠点を作っている。2022年11月22日、米国のハリス副大統領が南シナ海にあるフィリピンのパラワン島を訪問したのも、中国に対抗して米国の存在感をアピールする狙いがある。 中国 1/6
米中「新冷戦」 気になる貿易戦争の行方と「日米同盟」のこれから 2018年3月、トランプ政権は中国の鉄鋼やアルミ製品への関税措置を発表。その後、両国は関税の引き上げをヒートアップさせ、米中貿易戦争とよばれる事態に至った。 中国米国 1/5
中国がウィグルを弾圧したくなる理由とは? チベット人権問題の見通しも暗いまま 中国内陸部に位置する新疆ウイグル自治区は、中国国内にある五つの自治区の一つ。カザフスタンなどと国境を接し、イスラム教徒のトルコ系住民であるウイグル族が多く暮らす。近年、中国が設置したウイグル族の「再教育」のための収容所の存在が報道され、深刻な人権抑圧が国際的に注目されている。中国はなぜ、彼らを弾圧するのか。『ざっくりわかる 8コマ地政学』から、マンガを交えて解説したい。 中国 1/4
猿田佐世 「台湾有事は日本有事」で防衛予算を上げたところで勝ち目がない現実 はたして米国は“介入”するのか? シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」代表・上級研究員で弁護士の猿田佐世さんは、自身が受け持つ東京六大学の一つでの講義で学生たちに「台湾有事の際、日本はどうすべきか」のテーマでレポートを求めたところ、「台湾有事の意味が分かりません」などのコメントが出て、驚愕した。クラスの3分の2が台湾有事を「知らない」と答えたという。 中国台湾防衛予算 12/15
山重慶子 劇場版「スラムダンク」公開初日に中国SNSで“盗撮映像”が流出! グッズ転売も激化 有名バスケットボールマンガ「スラムダンク」の新作劇場版アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」が12月3日から公開された。公開直後の土日の2日間の動員は約85万人、興行収入も約13億円を記録したという。公開前から大きな話題になっていただけに、年末年始にかけてより多くの人が映画館に足を運びそうだ。 スラムダンク中国 12/11
中国は尖閣諸島をどうしたいのか? 地政学の視点で見れば「一目瞭然」の理由とは 2010年代以降、尖閣諸島に近い日本領海への中国公船の侵入が激増した。2022年11月も、のべ4隻が領海に侵入している。中国はなぜ、この小さな島々に野心をみせるのか。その理由を、『ざっくりわかる 8コマ地政学』から、マンガを交えて解説したい。 中国尖閣 11/22
中国は台湾をどうしたいのか?地政学的にみれば「諦められない」理由がわかる 主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の直前に、インドネシア・バリ島で会談したバイデン米大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席。両国が抱える最大の懸案は、言わずと知れた台湾問題だが、今回の会談でも議論は平行線をたどったとされる。 中国台湾 11/21
山重慶子 中国大学生の“四つん這い”が全土へ波及 「カルトの儀式みたい」現地メディアに参加学生が明かした“動機” 中国の大学で始まった学生による謎の「四つん這い」行動が話題になっている。 コロナ中国四つん這い 11/16
山重慶子 ジブリパーク開園で「中華系転売ヤー」がさっそく暗躍! 「無在庫販売」も 11月1日に愛知県長久手市にオープンしたジブリパーク。ジブリ作品の世界を5つのエリアで再現し、年間180万人の来園者数を見込んでいるという。多くのジブリファンが開園を待ち望んでいたが、パーク内にはグッズショップがあり、そこでしか買えない限定グッズにも注目が集まっている。販売されているグッズは約1250種類、うち500種類がパーク限定商品だという。 ジブリパーク中国転売ヤー 11/14
山重慶子 「ジャッキー・チェン」のスキャンダルが絶えない理由 元恋人との隠し子疑惑や娘の貧困報道も 今年、芸能生活60周年を迎えたジャッキー・チェン(68)。9月に自伝本「我是成龍(僕はジャッキー)」の中国語版が大陸で出版され、SNS上で「どこの書店にもない」「ネットはどこも在庫切れだ」との報告が相次ぐなど、ベストセラーになっているようだ。 ジャッキー・チェン中国 10/16
上野千鶴子さんの「フェミニズム本」が中国でブーム 家父長制が根強い国で受け入れられる背景とは 日本における女性学の第一人者で東京大学名誉教授の上野千鶴子さんの著書が、中国で次々に翻訳されブームとなっている。『女ぎらい ニッポンのミソジニー』(単行本は紀伊国屋書店、文庫版は朝日新聞出版)もそのうちの1冊で、単行本は中国国内で版が重ねられている。副題にある通り、日本社会におけるミソジニー(女性嫌悪)に光を当てる内容だが、儒教的な家父長制が残る中国や韓国など東アジア圏の若い女性たちから根強い支持を得ている。その理由は何か。著者の上野千鶴子さんに聞いた。 フェミニズムミソジニー上野千鶴子中国 8/29
野嶋剛 「中国はまだ台湾を攻撃する自信も余裕もない」 現地の市民が軍事演習を脅威と感じない理由 ナンシー・ペロシ米下院議長の訪台をきっかけに、台湾海峡周辺で行われた中国の軍事演習。「台湾有事」「台湾海峡危機」などと日本ではささやかれたが、台湾では市民の日常生活に大きな変化は見られないという。ジャーナリストで、大東文化大教授の野嶋剛氏が台湾人の心理と現地事情を読み解いた。 中国台湾台湾有事 8/29
山重慶子 中国移住「小島瑠璃子」現地メディア&SNSは歓迎も 気になる“稼ぎ方” 来年から中国へ留学・移住することを発表したタレントの小島瑠璃子(28)。日本では「なぜ日中関係が険悪なこの時期に?」「中国で通用するのか」などSNSでは否定的な意見もあるが、中国でも大きな関心を集めているようだ。 中国小島瑠璃子 8/23
〈上田と女がDEEPに吠える夜きょう出演〉3児のママ・菊川怜、「わが子を東大に入れたい?」の質問に「そう思ってはいけない」と語る理由とは 菊川怜出産と子育て受験 7時間前 AERA with Kids+