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「中国」に関する記事一覧

「偵察気球」が日本に現れたら自衛隊は撃墜できる? 地上や海上からの「高額ミサイルでも当たらない」理由
「偵察気球」が日本に現れたら自衛隊は撃墜できる? 地上や海上からの「高額ミサイルでも当たらない」理由 防衛省は過去に日本領空で確認された気球型の飛行物体について、「中国が飛行させた無人偵察用気球であると強く推定される」とし、情報収集や警戒監視を強めている。さらに同省は外国政府の偵察用気球が領空侵犯した場合の武器の使用要件を緩和する考えだ。今回、米軍が撃墜した中国の偵察用気球は、高度約18キロ(約6万フィート)を飛行した。再び日本領空に気球が現れた場合、自衛隊は撃墜することができるのか。軍事評論家で、フォトジャーナリストの菊池雅之さんに聞いた。
中国「気球の目的は気象観測」――不自然な言いわけの元祖は米国だった 世界中に出現する恐るべきUFOの正体
中国「気球の目的は気象観測」――不自然な言いわけの元祖は米国だった 世界中に出現する恐るべきUFOの正体 8日、米国防総省は米国本土を飛行したのち撃墜された中国の気球について、数年に及ぶ偵察活動の一環だと明らかにした。一方、中国外務省は「気球は気象などの研究に使われている民間のもので、今回は偏西風の影響を受けてコースから外れてしまった」という姿勢を崩していない。これについて、防衛省防衛研究所政策研究部防衛政策研究室の高橋杉雄室長は「語るに落ちた、ということだと思います。『カバーストーリー』が本当に甘い」と指摘する。
中国がこだわる“南シナ海の実効支配” 二枚看板の「キャベツ戦略」「サラミ戦略」とは?
中国がこだわる“南シナ海の実効支配” 二枚看板の「キャベツ戦略」「サラミ戦略」とは? 南シナ海に浮かぶ南沙諸島は、中国・台湾・ベトナム・フィリピンなどが領有を争う、地政学上のホットスポット。近年は中国の実効支配が進み、岩礁に次々と軍事拠点を作っている。2022年11月22日、米国のハリス副大統領が南シナ海にあるフィリピンのパラワン島を訪問したのも、中国に対抗して米国の存在感をアピールする狙いがある。

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中国がウィグルを弾圧したくなる理由とは? チベット人権問題の見通しも暗いまま
中国がウィグルを弾圧したくなる理由とは? チベット人権問題の見通しも暗いまま 中国内陸部に位置する新疆ウイグル自治区は、中国国内にある五つの自治区の一つ。カザフスタンなどと国境を接し、イスラム教徒のトルコ系住民であるウイグル族が多く暮らす。近年、中国が設置したウイグル族の「再教育」のための収容所の存在が報道され、深刻な人権抑圧が国際的に注目されている。中国はなぜ、彼らを弾圧するのか。『ざっくりわかる 8コマ地政学』から、マンガを交えて解説したい。
「台湾有事は日本有事」で防衛予算を上げたところで勝ち目がない現実 はたして米国は“介入”するのか?
「台湾有事は日本有事」で防衛予算を上げたところで勝ち目がない現実 はたして米国は“介入”するのか? シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」代表・上級研究員で弁護士の猿田佐世さんは、自身が受け持つ東京六大学の一つでの講義で学生たちに「台湾有事の際、日本はどうすべきか」のテーマでレポートを求めたところ、「台湾有事の意味が分かりません」などのコメントが出て、驚愕した。クラスの3分の2が台湾有事を「知らない」と答えたという。
劇場版「スラムダンク」公開初日に中国SNSで“盗撮映像”が流出! グッズ転売も激化
劇場版「スラムダンク」公開初日に中国SNSで“盗撮映像”が流出! グッズ転売も激化   有名バスケットボールマンガ「スラムダンク」の新作劇場版アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」が12月3日から公開された。公開直後の土日の2日間の動員は約85万人、興行収入も約13億円を記録したという。公開前から大きな話題になっていただけに、年末年始にかけてより多くの人が映画館に足を運びそうだ。

特集special feature

    ジブリパーク開園で「中華系転売ヤー」がさっそく暗躍! 「無在庫販売」も
    ジブリパーク開園で「中華系転売ヤー」がさっそく暗躍! 「無在庫販売」も 11月1日に愛知県長久手市にオープンしたジブリパーク。ジブリ作品の世界を5つのエリアで再現し、年間180万人の来園者数を見込んでいるという。多くのジブリファンが開園を待ち望んでいたが、パーク内にはグッズショップがあり、そこでしか買えない限定グッズにも注目が集まっている。販売されているグッズは約1250種類、うち500種類がパーク限定商品だという。
    「ジャッキー・チェン」のスキャンダルが絶えない理由 元恋人との隠し子疑惑や娘の貧困報道も
    「ジャッキー・チェン」のスキャンダルが絶えない理由 元恋人との隠し子疑惑や娘の貧困報道も 今年、芸能生活60周年を迎えたジャッキー・チェン(68)。9月に自伝本「我是成龍(僕はジャッキー)」の中国語版が大陸で出版され、SNS上で「どこの書店にもない」「ネットはどこも在庫切れだ」との報告が相次ぐなど、ベストセラーになっているようだ。
    上野千鶴子さんの「フェミニズム本」が中国でブーム 家父長制が根強い国で受け入れられる背景とは
    上野千鶴子さんの「フェミニズム本」が中国でブーム 家父長制が根強い国で受け入れられる背景とは 日本における女性学の第一人者で東京大学名誉教授の上野千鶴子さんの著書が、中国で次々に翻訳されブームとなっている。『女ぎらい ニッポンのミソジニー』(単行本は紀伊国屋書店、文庫版は朝日新聞出版)もそのうちの1冊で、単行本は中国国内で版が重ねられている。副題にある通り、日本社会におけるミソジニー(女性嫌悪)に光を当てる内容だが、儒教的な家父長制が残る中国や韓国など東アジア圏の若い女性たちから根強い支持を得ている。その理由は何か。著者の上野千鶴子さんに聞いた。
    「中国はまだ台湾を攻撃する自信も余裕もない」 現地の市民が軍事演習を脅威と感じない理由
    「中国はまだ台湾を攻撃する自信も余裕もない」 現地の市民が軍事演習を脅威と感じない理由 ナンシー・ペロシ米下院議長の訪台をきっかけに、台湾海峡周辺で行われた中国の軍事演習。「台湾有事」「台湾海峡危機」などと日本ではささやかれたが、台湾では市民の日常生活に大きな変化は見られないという。ジャーナリストで、大東文化大教授の野嶋剛氏が台湾人の心理と現地事情を読み解いた。
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