AERA with Kids+ Woman MONEY aerauniversity NyAERA Books TRAVEL

「あまちゃん」に関する記事一覧

〈それいけ!朝ドラ名場面スペシャルきょう〉NHK朝ドラは国民の「習慣」? 好きな作品1位は「カーネーション」「あさが来た」を抑えた名作【読者アンケート結果発表】
〈それいけ!朝ドラ名場面スペシャルきょう〉NHK朝ドラは国民の「習慣」? 好きな作品1位は「カーネーション」「あさが来た」を抑えた名作【読者アンケート結果発表】 「放送100年×元気100倍 それいけ!朝ドラ名場面スペシャル」(NHK総合・よる7時30分)が27日放送される。朝ドラ111作品の中から厳選した名場面や主題歌を紹介。世界各国で放送された朝ドラ「おしん」のヒロイン・おしん役の小林綾子、父親役の伊東四朗ら、朝ドラゆかりのゲストも登場する。「朝ドラ」にまつわる人気の記事を再掲する(この記事は「AERA dot.」に2024年11月25日に掲載されたものを再編集したものです。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。
NHK朝ドラは国民の「習慣」? 好きな作品1位は「カーネーション」「あさが来た」を抑えた名作【読者アンケート結果発表】
NHK朝ドラは国民の「習慣」? 好きな作品1位は「カーネーション」「あさが来た」を抑えた名作【読者アンケート結果発表】 1961年度から放送が続いているNHKの朝の連続テレビ小説(朝ドラ)。現在は、橋本環奈さんがヒロインを演じる「おむすび」が放送中で、11月からは、2021年度後期に放送された「カムカムエヴリバディ」の再放送も始まりました。出演する俳優、ドラマの展開などをめぐり、なにかと話題になる朝ドラですが、みなさんはどれぐらい関心をお持ちなのか――。AERA dot.編集部が読者アンケートを実施したところ、「朝ドラを見る習慣がある」という方は68%と、「習慣がない」という方の2倍以上になりました。歴代の「朝ドラ」に関する読者アンケートを実施しました。その結果を発表します。
「のん」という名に込めた思い。「あまちゃん」放送から10年「“Non”を叩きつけ、“好き”を追求した20代」
「のん」という名に込めた思い。「あまちゃん」放送から10年「“Non”を叩きつけ、“好き”を追求した20代」 本放送から10年目を迎え、今年4月から9月にかけて再放送されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」。主演を演じた、のん(本名・能年玲奈)さんは今年30歳。俳優のほかに、映画監督、音楽活動と活動の場を広げているのんさんに、この10年間の振り返りとこれからの展望について語ってもらった。
NHK連続テレビ小説 「あまちゃん」完全シナリオ集
NHK連続テレビ小説 「あまちゃん」完全シナリオ集 2013年を代表するドラマとなったNHK連続テレビ小説『あまちゃん』は、視聴率だけで比較すれば、決して突出していたわけではない。前年の『梅ちゃん先生』だけでなく、放映中の『ごちそうさん』の方が上回るかもしれない。しかし『あまちゃん』は、ふだんは朝ドラなど観ない人々を巻きこんだ。  実は私もその一人なのだが、最初から観たのは、宮藤官九郎が脚本を書くと知ったからだった。 『タイガー&ドラゴン』や『木更津キャッツアイ』など傑作ドラマの脚本をものしてきた宮藤の魅力は、よく言われるように“小ネタ”にある。ちょっとしたエピソードやくすっと笑えるコント風のやりとりを積みあげながら物語る作品は、どうしてもマニアックになりがちで、万人受けはしないと評されてきた。その宮藤が、主婦層や高齢者の歓心を得るために女性の一代記といったストーリーが多い朝ドラを担当するのだから、期待しないはずがない。プロデューサーの心意気を讃えつつ観はじめたのだった。  3日目には、私はもう夢中になっていた。いつしか昼と夜の再放送、土曜日の一週間分の連続再放送まで欠かさず観るようになった。  宮藤は、自身の持ち味を消すことなくユーモアたっぷりに祖母と母と娘三代の過去と現在を描き、地方の町おこし、アイドル論、和解、家族、そして東日本大震災などのテーマと向きあった。それは笑いと涙が交錯する群像劇であり、少女の成長記であり、何より希望のメッセージにあふれていた。  小さい物語と大きな物語が複雑に、かつ繊細に交差していくドラマの中心には、いつも主人公のアキがいた。「地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華も無いパッとしない」高校2年生のアキが母の故郷を訪ね、祖母に会い、やりたい方へ向かっていく人となっていく『あまちゃん』。その脚本がいかに素晴らしいかは、こうしてわざわざ2分冊の大著となって刊行された事実が証明している。
精神的伴侶は夫ではなく娘? 「あまちゃん」でも描かれた母と娘の確執
精神的伴侶は夫ではなく娘? 「あまちゃん」でも描かれた母と娘の確執 臨床心理士の信田さよ子さんが『母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き』を2008年に上梓して以降、「母との確執」を告白する女性著名人が増え、関連本も多く出版された。東日本大震災の影響で、家族の絆をもう一度深めるという流れの反作用として「毒母」という言葉も生まれている。

この人と一緒に考える

おら、「あまちゃん」が大好きだ!
おら、「あまちゃん」が大好きだ! 9月28日放送の156話でついに幕を閉じたNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」。その人気ぶりは、放送終了後の「アイ・ミス・ユー」な状態を示す「あまロス症候群」なんて新語まで生むほどだった。  そんな「あまロス」状態のアマラーたちの心を癒やすのが、スナック梨明日ならぬ「あま本」の数々である。『あまちゃんメモリアルブック』(NHKサービスセンター)では5人の演出家が裏話をまじえて全26週の物語を掘り下げ、『おら、「あまちゃん」が大好きだ!』ではディープなファンの面々が「あまちゃん」への熱い思いを語る。本誌「マガジンの虎」の亀和田武さんも巻頭を飾っています。題して〈2013年、『あまちゃん』は最大最強の国民的関心事となった。〉。2冊読破するとさすがに食傷気味になるものの、「じぇじぇじぇバブル」は当分続くかも。  そんな中、スタッフともファンとも異なる立場から「あまちゃん」を語って異色なのが達増拓也岩手県知事である。薬師丸ひろ子(1964年生まれ)と同い年という知事は東大法学部卒。外務官僚を経て衆議院議員を4期務め、07年に知事に就任して現在2期目というエリートだが、そのツイートやインタビューの本気度たるやかくのごとし。 〈ドラマの中で、海女さんたちが地元の海に潜ってウニを獲り、それを弁当に加工し、ローカル鉄道の車内で販売していますが、これは、第一次産業(漁業)、第二次産業(食品加工)、第三次産業(流通・販売)を総合した「第六次産業化」です〉  これを指して「アマノミクス」と知事は称する。「あまちゃん」のようなやり方で地域の資源を発掘し、アキとユイの動画のようなやり方でネットを活用する。〈岩手から日本全体が元気になるよう、「アマノミクス」で「じぇじぇじぇ改革」を進めるように取り組んでいます〉  「じぇじぇじぇ改革」って何なんだ。世界遺産も経済、五輪も経済、ドラマも経済。自治体が大河ドラマや朝ドラの誘致に動くはずだよ。

特集special feature

    1 2

    カテゴリから探す