野上祐 病床でも、「動詞」の世界を生きる がんと闘う記者 かつて何度も繰り返し、そのたびに絶望感すら覚えた看護師さんとのやりとりがある。「痛い……」と訴えたのに、「痛いですね……」と返されて終わることだ。 がんがんと闘う記者病気野上祐 7/30
野上祐 がんと闘う記者、「うんこ漢字ドリル」に思う 小学生向けの「うんこ漢字ドリル」(文響社)が売れているそうだ。福島のときの仲間が朝日新聞社のニュースサイト「withnews」に書いていた。 がんがんと闘う記者病気野上祐 6/25
野上祐 苦しいとき、ミサイル避難迫られたら…がんと闘う記者 「半径500メートル」の政治記事を書きたいと思った。500メートルとは、我が家から最寄り駅までの距離だ。電車で移動する必要がない「ぐるりのこと」から政治を描きたい、と。テーマは安全保障にした。いざという事態が想像しにくくても、ひとたび起きれば、くらしへの影響が大きいからだ。 がんがんと闘う記者病気野上祐 5/11
野上祐 政治家もリスク語って がんと闘う記者、議員勉強会へ 闘病生活の中で、患者と医師の関係が、有権者と政治家のそれに似ていることに気づいた。それは問題への対処法について説明を受け、一定の範囲で信任を与えるという点だ。 がんがんと闘う記者病気野上祐 1/20
野上祐 福島の日々、「それでも」に込めたのは がんと闘う記者 パソコンで「それでも」と打ってから、あれ、と思った。福島を離れて初めてコラムを書いたときのことだ。福島で働く以前は使っていなかった気がしていたが、福島以後の過去の記事を調べると、ぞろぞろ出てきた。 がんがんと闘う記者病気野上祐 1/11
野上祐 記事を書いたら、祈る がんと闘う記者が考えた いきさつは忘れたが、あなたは何のために記事を書いているの? と問われたことがある。静岡県の沼津支局で働いていた20代後半。相手はひとつ先輩の女性記者だった。 がんがんと闘う記者病気野上祐 8/8