
娘が歌う「松田聖子」と私が入った「五右衛門風呂」…昭和100年の年に思う“懐かしさ”の本質 武内陶子
わが家、ただいま昭和が大ブームです。少し前から日本のシティーポップが世界中ではやったりしていますが、うちの中学生の娘たちがラッツ&スターの「め組のひと」を口ずさんで「ウワサはしるよ、めッ!」ってフリつきで歌っていたり、カラオケで松田聖子の「青い珊瑚礁」を入れてきたり、今っていつの時代だっけ??と思っちゃうほど(いや、聖子ちゃんは永遠だけれども!!)。K-POPアイドルもこぞって日本の昭和の歌謡曲をコンサートでカバーしたりしています。いずれもSNSで大バズりして子どもたちが歌う……という構図だったりするのですが、誰も教えていないのにいきなり現れる昭和現象に驚いてしまいます。