巨人が「大量リストラ」敢行したら…確実にリストに入りそうな選手は? (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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巨人が「大量リストラ」敢行したら…確実にリストに入りそうな選手は?

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今年は一時クローザーを務めた巨人の沢村拓一だったが… (c)朝日新聞社

今年は一時クローザーを務めた巨人の沢村拓一だったが… (c)朝日新聞社

 一方の野手も大物の名前が挙がる。その筆頭が陽岱鋼だ。日本ハム時代は盗塁王1回、ゴールデングラブ賞4回とリーグを代表する外野手として活躍していたが、FAで2017年に巨人に移籍してからは一度も規定打席に到達することができず、完全に準レギュラーという地位に甘んじているのだ。今年のキャンプではファーストの練習にも取り組んでいたが中島宏之とのレギュラー争いに敗れ、更に外野手としてもシーズン途中に加入したウィーラーの後塵を拝する格好となっている。

 高い守備力とスピードが持ち味だったが、その点でも若手で売り出し中の松原聖弥が台頭してきたこともあって、完全に存在感を失っているのが現状だ。そしてチームにとって大きなネックとなるのが高額な年俸だ。2017年から5年間の大型契約を結び、年俸は3億円と言われているが、これはチームの野手では坂本勇人、丸佳浩に次ぐ三番目の金額である。5年契約の内容がどのようなもので、年俸の変動や途中での打ち切りが可能かは不明だが、このような状況が続くようであれば、シーズンオフに退団という事態になったとしても全く不思議ではないだろう。

 その他も投手であればFAで加入しながら結果を残せていない野上亮磨、かつてエース候補とまで言われたものの低迷が続いている宮国椋丞、野手では2015年に103安打を放つ活躍を見せた立岡宗一郎といった中堅の選手も今シーズンは戦力となっておらず、厳しい状況と言える。また在籍年数の少ない若手でも、二軍、三軍での結果が芳しくない選手は少なくない。そういった選手にとっても残りのシーズンは生き残りをかけた戦いとなりそうだ。(文・西尾典文)

●西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。


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