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イチローの“凄さ”を改めて実感、メジャー球宴での成績を振り返る

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メジャーの球宴でも“存在感”を示したイチロー (c)朝日新聞社

メジャーの球宴でも“存在感”を示したイチロー (c)朝日新聞社

 3月21日に日本で9年、アメリカで19年の合わせて28年間のプロ生活に別れを告げたイチロー。2004年にメジャーリーグのシーズン最多安打記録を更新するなど、数々の功績を残したのは知っての通りだが、果たして米国でのオールスターでの成績はどうだったのか。

【写真】イチローが「本当の天才」と言った男とは?

 まず、最初にオールスターの選出回数を振り返ってみたい。世界のトッププレイヤーが集まり、長い歴史を持つメジャーリーグでは、オールスターというものが日本のプロ野球よりも敷居が高く、実績のある選手でもなかなか選出されるのは難しい。だが、イチローのオールスター選出は10回を数える。(※選出・出場回数、成績の数値はすべて野手のみのもの。米国の野球データサイト『Baseball-Reference.com』を参照)

 基本的にはファン投票で選出が決まり、日本からの票も受け入れているとはいえ、この選出回数は見事というほかない。これまで数多くの日本の一流選手たちがメジャーリーグに挑戦しているが、球宴の選出を果たしたのはわずか12名。さらに、複数回選出されたのはイチローの他ではダルビッシュ有(現カブス)の4回、佐々木主浩(マリナーズ)と松井秀喜(ヤンキースなど)の2回だけであり、イチローがいかに“別格”なのかは一目瞭然だ。

 さらに、オールスターでは選出されたからといって必ずしも試合に出場できるわけではないが、イチローは選出された際にはすべて出場を果たしている。歴史を振り返っても、毎年1試合のみの開催となっている球宴で10ゲーム以上プレーをしたのは、総勢74選手しかいない。そこには、ハンク・アーロン(ブレーブスなど)、ミッキー・マントル(ヤンキース)、カル・リプケン(オリオールズ)など、殿堂入りを果たした中でも、真のレジェンドのような男たちの名前がずらりと並ぶ。

 加えて、10度の出場のうち9回はスターティングメンバーに名を連ねているイチロー。先発の回数に限定すると、9回以上のスタメン出場を果たしているのは、わずか26選手となる。イチローが現役時代にしのぎを削った選手では、バリー・ボンズ(ジャイアンツなど)が12回、アレックス・ロドリゲス(ヤンキースなど)が10回、デレク・ジーター(ヤンキース)とケン・グリフィーJr.(マリナーズなど)がイチローと同じく9回と、日本の野球ファンなら誰もが知っている選手ばかりだ。


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