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イチローは“唯一残された栄冠”ワールドチャンピオンを掴めるか?

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2017年も活躍が期待されるイチロー(写真:Getty Images)

2017年も活躍が期待されるイチロー(写真:Getty Images)

 ピート・ローズを超える日米記録4257安打、メジャー通算3000本安打を達成するなど記録ラッシュだった2016年を終え、イチローの2017年は何が楽しみになるのか。現在3030本安打でメジャー歴代25位につけており、今季中に同20位(アレックス・ロドリゲスの3115安打)あたりまで浮上する可能性はある。ただ、43歳で迎える2017年中に、MLB全体から祝福されるような新たなマイルストーンに到達することはなさそうだ。

 だとすれば、今年はイチローにとっての“最後のやり残し”の達成に期待を寄せたくなる。個人でできることはほぼすべてやったように思える中で、キャリアに欠けているのは“秋の栄誉”。プレーオフでの活躍、優勝経験だ。

「ワールドシリーズで一度も勝ったことのない歴代スーパースター10人」

 昨季のワールドシリーズ開始前、「Yahoo! Sports」が掲載したそんなランキングの9位にイチローがランクされた。テッド・ウィリアムス、トニー・グウィン、ケン・グリフィー・ジュニア、タイ・カッブといった錚々たるメンバーが含まれたランキングに入るのはそれだけでも名誉ではある。それに加えて、キャリアの終盤にプレーオフでの成功も手にすれば、英語でいう「Cherry on top(最後の素晴らしい喜び)」の見事な幕引きとなる。

 ただ、外野のスーパーサブ的な立場のイチローが昨季同様の活躍を見せたとしても、チームの成功はもちろん約束されない。2016年は夏場あたりまでプレーオフ争いに絡んだが、2017年のマーリンズは優勝候補の一角になり得るのか?

 今オフのマーリンズは積極的に動き、エディンソン・ボルケス、ブラッド・ジーグラー、田沢純一といった実績ある投手を補強した。アロルディス・チャプマン、ケイリー・ジャンセンらの大物の獲得には失敗したが、それでもブルペンはAJ・ラモス、カイル・バルクルー、デビッド・フェルプス、ジーグラー、田沢という実力派揃いになった。また、ジャンカルロ・スタントン、クリスチャン・イエリッチ、マルセル・オズーナと続く外野陣は今季も強みになる。


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