東京の元会社員が田舎で構えた“夢の家” 1万点以上の収拾品が博物館に (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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東京の元会社員が田舎で構えた“夢の家” 1万点以上の収拾品が博物館に

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南文枝dot.#旅行
ゴジラが大好きな後藤さん。30年以上かけてこつこつ集めたゴジラグッズの部屋もある

ゴジラが大好きな後藤さん。30年以上かけてこつこつ集めたゴジラグッズの部屋もある

もともとは芸術一家が住んでいたという思い出の記録博物館。オリジナルキャラクターの看板が目印だ

もともとは芸術一家が住んでいたという思い出の記録博物館。オリジナルキャラクターの看板が目印だ

鬼太郎グッズやサイン入り漫画本。細かいスペースも利用して展示した

鬼太郎グッズやサイン入り漫画本。細かいスペースも利用して展示した

「Dr.スランプ アラレちゃん」や「サザエさん」のセル画も

「Dr.スランプ アラレちゃん」や「サザエさん」のセル画も

イベントや懸賞などで集めた漫画家のサイン色紙は約40点に上

イベントや懸賞などで集めた漫画家のサイン色紙は約40点に上

 アニメの部屋には映画監督の宮崎駿さんが初めて監督した「未来少年コナン」やジブリ作品の登場人物のフィギュアをはじめ、「ドラえもん」や「AKIRA」「新世紀エヴァンゲリオン」といった人気アニメグッズの数々が。特撮の部屋には、1980年代から30年以上かけて集めたゴジラやモスラ、仮面ライダーのソフビが棚などにぎっしりと並べられている。

 展示品の数々は、愛好家をもうならせるほどで、特に40~50代の男性に受けが良いという。親子で何度も訪れるパターンもあるそうだ。

 常設の展示とは別に、企画展も行う。9月末まで行われる予定の「ペタペタシール展」では、雑誌の付録やイベントなどで集めた漫画やアニメ、アイドルのシールなど200点以上を展示している。

 家のほとんどは展示品で埋め尽くされているため、後藤さんの居住スペースは一部屋のみ。だが、「今まで段ボールに入っていたものを眺められるのがうれしい」と意に介さない。しまい込んでいた漫画を、好きな時に読めることにも満足しているという。地元の人たちにも認知され始め、孫を連れて訪れたり、野菜を差し入れてくれたりすることも増えた。

 入館料は初回が500円で、2回目からは200円。「気に入った人に何度も訪れてもらいたい」という後藤さんの思いからだ。不定休のため、訪れる際は事前に電話をした方が無難だ。愛好家はもちろん、家族や恋人の収集熱に頭を悩ませている人も、少しはその気持ちが理解できるかもしれない。

(ライター・南文枝)

■思い出の記録博物館(ミュージアム)
住所:兵庫県朝来市生野町奥銀谷1522-2
電話番号:079-666-8580
休館日:不定休


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