しかしそんなことは言っていられません。やっぱり、被害者の方とご家族の方に対しての謝罪の思いと、どうしていくべきかと向かっていかなきゃいけないので、そんなことは言っていられません。きちんとTOKIOとして、果たすべきことやるべきことをやっていくしかないなと思っています。
松岡:一番、ファンの方々はそこを気にしてたと思います。その声も、実は僕らにはちゃんと届いていましたし、だからこそ去年からしっかり、アルバム制作、そして、25周年のライブというのも考えてました。喜んでもらおうと思っていろいろ考えてました。本当に申し訳ないです。
――仕事を通じて、向き合って謝罪していきたいということを仰っていますが、具体的にはどういうふうに行動し、向き合っていくのでしょうか?
城島:今回メンバーでこうやって謝罪会見をすること自体が、被害者の親御さんとご家族の方から、そっとしておいてあげてほしいという部分もあったので、ふさわしい会見なのかという部分も私たちの中で葛藤がありました。しかし、ちゃんと連帯責任という面も含めまして、きちんとTOKIOとしてメンバー全員でここは謝罪すべきだという思いがありましたので、お時間をいただいたことご了承ください。
そして今、見ていらっしゃるかもしれませんが、どうやって向き合っていくかという部分におきましては、やっぱり、謝罪の念というのは実際に謝りに行くのか、どうするのかということも含めまして、今後メンバー全員でちょっと具体的にどうしていくべきかという部分も、話し合っていかなければいけないと思っています。それが逆に迷惑になるということでしたら、それもよくないことでしょうし、まずはとにかく事態がおおよそわかったのが30日、全員集まったのが30日、月曜夜ということだったので、まずはとにかく会見を開かせていただきたいと会社にお願いしまして、こういう状況です。
本当に、ちょっとずつでも時間がかかって申し訳ないんですが、後手後手に回っている感じがあります。本当に申し訳ないと思っています。自分らの中に精いっぱいできることをなるべく、きちっとやりたいと思っているので具体的な部分については今後考えていけたらと思っています。 (AERA dot.編集部)