――以前、城島さんが、一人メンバーが抜けるようなことがあれば、芸能界から足を洗うくらいの覚悟でやられているという発言をされているということなんですけど、これについてはいかがでしょうか?
城島:これは、実際雑誌のインタビューでも答えていますし、ちょっと前にテレビの番組で言ったこともあります。実は、TOKIO結成してから自分は、自らリーダーという名のもとにおいて、自分の責任において、TOKIOという名前を消さない、継続していくことが、自分の役目だと、リーダーとしての。そういうことをずっと言ってまいりました。
メンバーもそれぞれ同じような、表現は違いますけれど、何かあったらっていう部分は持っていると思います。
実際にそれは自戒の念も込めて、自分自身、リーダーとしての自覚も込めて、そういうことを発してまいりました。実際、まさかこういうふうな状態になるとは、もちろん思ってもみませんでしたが、じゃあ実際どうするべきかという、グループの年長者、リーダーとしての責任においてどうすべきかというところになってきます。
しかし正直申しますと、やはり今後継続する部分と、いただいているお仕事がいろいろあります。その中でグループとしての仕事も継続という話も、ありがたいことにいただきました。
4人なのか、謹慎している山口が今後どうしていくのかという部分も含めてですね、そこら辺は山口に関してはわからない部分が多いんですが、とにかくTOKIO4人頑張ってくれという声をいただいております。その中で、自分自身の言動に関してどうするんだと言われたときに、これ以上周りの方にご迷惑をおかけするようなことがあってはならないというのが、その発言の責任もあるんですが、それもまたリーダーとしての責任ではないかと思っているのが実情です。
――今回、このような悲しい事件がありましたが福島の復興再生のためにどのように取り組まれる考えでいらっしゃいますか? お考えをみなさまお聞かせください。
城島:TOKIOにとって、出身はみんなバラバラですけど、心の故郷(ふるさと)である福島、そして福島の皆さんに対して、言葉が出ないのが悔しいぐらいなんですけど。すみません……。いや、なんてお詫びしていいのか……。