しかし、何かあった時にTOKIOのメンバーがいるっていうのって、逆にじゃあメンバーそれぞれなんかあったときって、励みでもあったので。そこで、僕ら5人がメンバーという表現をよくしますけど、家族以上のもので、友人以上のものでという関係できましたから、どっかそこで一瞬、助けを求める心の声が、思わず出ちゃったのかなって。そこまで追い込まれてたのかな。そこまで悩ませてたのかなって。
だけどそれは自分の甘さなので、罪とはそれは関係ありません。人としての弱さ、あいつの弱さです。だからそこはちょっとびっくりしたんですが、でもその時には自分の中ではもう、辞める、こんなことあったら自分から辞めるって言わなきゃいけない。責任感が本当は一番強いやつだったんで、そこで本当は思ったはずです。それが辞表というかたちで、持ってきたんだと思います。多分、この会見をあいつは見ていると思いますが、そうだと私は信じていたいですし、信じています。
――昨日、ジャニー喜多川社長がコメントをこの件について出されたんですが、ジャニー社長とはなにかお話をされたのでしょうか?
城島:昨日ですが、自分の都合ですが仕事がありまして、それで、電話を入れました。事の経緯はもちろんメディアで知っているとは思ったんですけど、やっぱりちゃんと言ってなかったので、というか、会う時間もちょっとなかったので電話だけでもと思いまして。事の経緯を伝えようと電話したんですけど、留守電になっちゃったんで、手短に留守電が入る時間くらいで(メッセージを)入れたんですけど、折返しその後、10分くらいしたらかかってきまして、とにかく心配していました。「どうしたの?」と。「大丈夫なの?」と。「いろいろあるみたいだけど、僕自身何が出来るかわからないけど、君たちももう50近い人間の集まりなんだから。ちょっと大丈夫なの?」という、心配をされました。「とにかく頑張ってくれ」と。「明日会見なんだろ、頑張れよ」という風に励まされた感じでした。
――グループの存続などについては何も?
城島:そこら辺に関しては、とにかく……。山口が辞表を出しましたということは伝えました、その時に。もう一回会話の中で。なるほど、ということだったんですが、とにかく、その時に私自身、4人のメンバーがどうすればいいのかと、さっきもお話ししましたが、結果が、答えが出なかった部分があったので、辞表は僕が預かっていますと、リーダーとして。答えを出すのをちょっとまって頂けませんかといことを伝えたら、わかったという返事をいただきました