あれからもう四半世紀の月日が経とうとしている。1993年7月20日、広島で投手として活躍した津田恒実さん(旧名・恒美)が、脳腫瘍のために死去した。享年32歳とあまりにも早すぎる死だった。津田さんは、その投球スタイルから「炎のストッパー」と呼ばれた剛腕で、カープファンのみならず、プロ野球ファンの間で今もなお語り継がれている存在だ。(以下敬称略)

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