NHKの連続テレビ小説「エール」の主人公・窪田正孝(左)とその妻役の二階堂ふみ
NHKの連続テレビ小説「エール」の主人公・窪田正孝(左)とその妻役の二階堂ふみ
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 NHKの連続テレビ小説「エール」が第2週に入った。朝ドラ序盤の楽しみといえば、子役たちのみずみずしい芝居だ。

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 4月2日、第4回が放送された直後の「あさイチ」オープニングでは、二階堂ふみ扮するヒロイン・音の子供時代を演じる清水香帆が話題に。二階堂と顔立ちがかなり近いことから、

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 と、盛り上がっていた。清水の場合、キャリアはまだ浅いので、顔立ちも起用のポイントだったのだろう。とはいえ、堂々たる演技でしっかりと役をこなしている。

 一方、窪田正孝扮する主人公・裕一の子供時代を演じるのは、石田星空。こちらはすでに大河ドラマ「真田丸」(16年)にも登場しており、豊臣秀頼の子供時代を演じた。窪田とも昨年、月9ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系)で共演済みだ。

 窪田はウェブサイトのインタビューで「ピュアな心を持っていて、求められた役をきちんと演じるという印象がありました」としたうえで、
「今回、裕一の真っすぐな目やナイーブなところを表現していて(略)唐沢寿明さんとの父子の基盤もしっかりと作ってくれたと感じています」

 と、評価。さらに、主人公と友情を育んでいくふたりの子役(山口太幹・込江大牙)を含めた3人についても「僕たちのパートにつなげてくれている」と称賛した。ちなみに、ふたりの成長後を演じるのは、山崎育三郎と中村蒼だ。

 ほかには、第2回で主人公と取っ組み合いのケンカをする少女を演じた白鳥玉季も話題に。日曜劇場「テセウスの船」で主人公の姉の子供時代を演じていたあの子だと、ネットをざわつかせた。

 また、ヒロインは三姉妹の次女だが、松井玲奈扮する姉と森七菜扮する妹の子供時代をそれぞれ演じているのが本間叶愛と新津ちせだ。新津は「君の名は。」「天気の子」で知られる映画監督・新海誠の娘でもある。

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