過去数年、イスラエルでは多くのNGOや活動家が、べジタリアンの食事スタイルを促進しており、健康上の利益や道徳面を強調しています。元国会議員のミキ・ハイモビッチ氏はその一人です。彼女は以前テレビの人気アナウンサーだったのですが、いまや菜食主義の第一人者です。彼女は首相に「肉なしの月曜日」というキャンペーンを開始するよう説得しました。今はそれが実現し、月曜日の首相公邸での正式な夕食会で肉は提供されていません。

 コロナは間違いなく、食べるものや食べ方など、私たちの生活に多くの変化をもたらしました。私たちは、コロナがもたらした明るい側面を見るべきです。それは家庭のだんらんと、主に提供される家庭料理や健康的な食事への意識への発展です。そしておそらく、より良い健康的な食べ物を提供する食品技術が、多くの投資を呼び込むような社会に変革し始めていることでしょう。

〇Nissim Otmazgin(ニシム・オトマズキン)/国立ヘブライ大学教授、同大東アジア学科学科長。トルーマン研究所所長。1996年、東洋言語学院(東京都)にて言語文化学を学ぶ。2000年エルサレム・ヘブライ大にて政治学および東アジア地域学を修了。2007年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修了、博士号を取得。同年10月、アジア地域の社会文化に関する優秀な論文に送られる第6回井植記念「アジア太平洋研究賞」を受賞。12年エルサレム・ヘブライ大学学長賞を受賞。研究分野は「日本政治と外交関係」「アジアにおける日本の文化外交」など。京都をこよなく愛している。

暮らしとモノ班 for promotion
大谷翔平選手の好感度の高さに企業もメロメロ!どんな企業と契約している?