羽田空港に現れた小室夫妻(写真部・松永卓也)
羽田空港に現れた小室夫妻(写真部・松永卓也)
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 10月に結婚した秋篠宮家の長女、小室眞子さん(30)と夫の小室圭さん(30)は11月14日午前、羽田空港から米ニューヨーク州に旅立った。

【写真】機内へのチェックインでマスクを下げる小室眞子さんと圭さん

 羽田空港の国際線の出発ゲート付近には早朝から100人以上の報道陣が集まり、夫妻の門出を見送った。夫妻が姿を現したのは出発ギリギリの午前10時8分で、マスクをした眞子さんは赤いパスポートを手に紺色のニット姿、圭さんはセーターとコーデュロイのパンツとカジュアルな格好だった。報道陣が「眞子さま」と声をかけると、眞子さまは軽く会釈。圭さんは目もほとんどあわせず、無言で足早に通路を通り過ぎた。

機内へチェックする際、マスクを下した小室眞子さんと圭さん(写真部・松永卓也)
機内へチェックする際、マスクを下した小室眞子さんと圭さん(写真部・松永卓也)

 一般人となった眞子さんは機内へのチェックインの際、マスクをさげてパスポートを職員に見せていた。圭さんも顎の下へマスクを下げるしぐさをみせ、機内へと移動した。アチコチでテレビ中継が行われるなど空港は騒然とした雰囲気だった。

  当初は圭さんだけがひと足先にニューヨークに戻るとも見られたが、夫婦そろって晴れて渡米することになった。ニューヨークでの新生活はどんなものになるのか。最新情報をニューヨークで旅行会社を営む経営者や皇室ジャーナリストに聞いた。

 ニューヨーク在住の旅行会社を経営するA氏は、マンハッタン暮らしをこう話した。 

「マンハッタンはお金がないと住めないし、遊べないところ。世界的に見て、物価は断トツに高いですから、それなりの高収入が必要です」

 ニューヨークはハドソン川下流の島であり、中心街であるマンハッタンの法律事務所で、圭さんは「Law Clerk」(弁護士の助手)として働く。事務所が入居している高層ビルには日系企業も入っている。

 そんなところで暮らすには、年収は一体どのくらい必要なのか。

「マンハッタンのミッドタウンに住んでいる人の平均所得は2000万円ぐらいだと思います。警察官とか郵便局員の初任給が800万円くらい。3年務めたら1000万円を超えます」(A氏)

◆小室さんの年収600万円は低所得者層

 世界経済の中心と言われるだけあって、給与水準は高いという。ただし、小室さんの年収は600万円前後とされる。

「600万円以下は低所得者層に入ると思います。おそらく、法律事務員なので、ライセンスなしでもでき、書類を裁判所に持って行ったり、事務所に持ち帰ったりという仕事、弁護士の資料集めの手伝いなどと思います」(同前)

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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マンハッタンの家賃は超高い