とはいえ、日本スポーツ界にDAZNは浸透し始めている。サービス開始当初は配信トラブルが起こることもあったが多額の放送権料が競技団体やチームを支え、スポーツファンにとって欠かせない存在になっているのも事実だ。スポーツの中継はJ SPORTS、スカパー、WOWOWなども存在するが現状ではDAZNが一番手。仮に国内市場からの撤退となると業界が大きな痛手を受けるのは間違いない。

「他社をやっつけて、独占状態に近くなったら値上げは、もう王道のやり方なのだろう」

「これがうまくいかなくて、撤退なんてことになったら、焼け野原だ」

 タレントの伊集院光氏が21日に自身のTwitterで綴った思いは、スポーツ好きの誰もが共通して抱く感情かもしれない。プロ野球のキャンプイン、サッカーW杯のアジア最終予選の試合を控える中、今後スポーツ中継の在り方がさらに議論されていくことになりそうだ。

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