「堀田のようなケースが今後は出てくるかもしれません。アマチュア時代に投げ過ぎた選手でも可能性があれば指名して、数年はリハビリ期間に充てる。育成を掲げる巨人が何を目論んでいるのか楽しみです。そのためにも堀田の活躍に注目が集まります。このまま順調なら計算できると思います」(巨人担当記者)
オープン戦では3月16日に行われた中日戦で5回を3安打、4奪三振、無失点に抑えるなど、これまで3試合(計10イニング)に登板して失点なしと好調を維持する堀田。まだ無理はさせられないとはいえ、早くもローテーション入りも見えてきている。入団直後に怪我が発覚してからのトミー・ジョン手術と、プロ入り後の出だしではつまずいたかのように見えたが、今のところはむしろ順調とも言えるようなキャリアを歩んでいる。巨人は高卒のドラフト1位で入団した投手が長らく活躍していないが、久々にそこから“大エース”が生まれる予感もある。プロ3年目を迎える堀田は様々な意味で巨人の将来を占うことになりそうだ。