「現役時代からの豊富な映像を保有する日本テレビは、亡くなった当日に追悼特番を組んだ。過去の関連書籍も次々に再販が決定した。言葉は適切ではないだろうが、亡くなった後も関わる多くの人々を潤わせ笑顔にできるスーパースターだと感じる」(スポーツマーケティング会社関係者)
「松井氏は『巨人監督就任はない』という思いが強かったと聞く。長嶋さんの思いや動向が気持ちを翻意させたとしたらすごいこと。もちろん、2人の約束が監督就任でないことも考えられる。そういった部分の想像を掻き立ててくれるのも、『長嶋さんらしいな』と感じさせてくれる」(在京テレビ局スポーツ担当者)
死去のニュースが出ると「長嶋家の遺産騒動」を煽り立てる記事も見かけられた。そういった下世話な話もある一方で、松井氏の監督就任やCM共演等の夢がある話を今後も続けられるなら我々は幸せだ。長嶋茂雄は生前、没後を問わず変わらないスーパースターだということを改めて認識できた気がする。
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