
父や母の呼び方は「パパ」「ママ」、それとも「お父さん」「お母さん」? 子供に両親や祖父母をどう呼ばせるか、家族によってさまざまです。AERA編集部が実施したアンケートでは、いまの子供にとっては父母の呼び方は「パパ」「ママ」が主流のようですが、現在の親世代以上は半数近くが「お父さん(父さん)」「お母さん(母さん)」でした。祖父母については、親世代以上ではかなり少なかった「じぃじ、ばぁば」の呼び方が定着してきていることがうかがえました。
【ランキング】親をどう呼んでいた?子供からどう呼ばれている?あなたの家庭では…
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今回の読者アンケートのテーマは「家族の呼び方」。4月2日から9日まで実施し、回答者は722人でした(以下に、アンケートに寄せられたコメントを紹介していますが、一部で内容を修正したり、読みやすいように改行を加えたりしています)。
主に40~60代の方々が回答してくださった今回。子供の頃は親を「お父さん(父さん)」「お母さん(母さん)」と呼んでいたという方が最も多く、半数近くを占めました。
次に多かったのが「パパ」「ママ」、そして「とうちゃん(おとうちゃん)」「かあちゃん(おかあちゃん)」。それぞれ2割ほどあり、差はほとんどありませんでした。
一方で現在、就学前から中学生までの子供がいる方には、子供たちがご自身をどう呼んでいるかも聞きました。
結果は、半数近くが「パパ」「ママ」となり、「お父さん(父さん)」「お母さん(母さん)」は4分の1ほど。「パパ」「ママ」の浸透ぶりがうかがえました。
成長とともに変わる呼び方
子供のときの呼び方を、現在もそのまま続けているという方は、およそ半数。個別に見ると、子供のときに「お父さん、お母さん」と呼んでいた方の65%ほどはそのままで、「パパ、ママ」だった方は半数が変わっていました。