開幕投手候補、エース候補には、昨年は自己最多に並ぶ8勝(9敗)をマークした左腕の高橋奎二、2021年にチームトップタイの9勝(4敗)を挙げ、故障を乗り越えて昨年は980日ぶりの白星を含む3勝を手にした奥川恭伸などもいる。昨年は先発防御率が両リーグワーストの4.02で、12球団で唯一QS率が50%に満たなかった(42.0%)先発投手陣に、真の「エース」が生まれるか──。それも今シーズンのヤクルトの行方を左右するカギになりそうだ。(文・菊田康彦)
●プロフィール
菊田康彦
1966年生まれ。静岡県出身。大学卒業後、地方公務員、英会話講師などを経てフリーライターに転身。2004~08年『スカパーMLBライブ』、16~17年『スポナビライブMLB』出演。プロ野球は10年からヤクルトの取材を続けている。
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