特に日本勢は、ここ数年で国内である程度の成績を残したら海外にチャレンジすることが当たり前のようになっており、米ツアーへの“壁”はなくなった。ジュニア時代からともにプレーしてきたライバルたちが、世界最高峰の舞台でプレーする姿を見れば、「私も」となるのが当然で、国内女子選手のこの流れは今後も止まることはないだろう。
こうなってくると、米女子ツアーの勢力図に地殻変動が起きてもおかしくはない。日本勢がさらに勢力を拡大するのか、韓国勢が踏みとどまるのか。当然、本国アメリカや欧州、タイなどアジア勢のプレーも気になるところ。まさに混戦模様の2025年シーズンは、始まったばかりだ。
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