ゆか「箇所ってさ、具体的にわからなくない?どうやって指摘するの?」

ひろ「いろんな箇所を嗅いで、どこがくさいのが探せばいいじゃん」

ゆか「なんか臭う、クンクンってことでしょ。むしろその方が相手に失礼じゃね?」

ひろ「体が臭うってのは、本人からはわからないことが多いから、漫然と言われるほうが対処不能なんだよね。一緒に風呂入って、どこを洗ってるのか確認するとか。匂いの箇所を当てるのは、本人にとってもメリットかもしれないじゃん。耳の裏みたいに本当にわかってない場合もある。
 洗う箇所を観察して、全身をきちんと洗っててもくさいのだったら、それは指摘してもしょうがない体質的な問題だとわかるでしょ」

ゆか「逆に洗い方が本当に足りなかったら、この部分って言うのが明確になるしね」

ひろ「『耳の後ろ洗えてないから、洗ってあげる』とか言えば解決するじゃん。箇所がわかれば、次回からはそれを指摘すれば、相手も改善方法がわかる」
 

環境を変えるのが近道かも?

ゆか「たしかに。ところで、騒音問題について今回の相談をもう少し深堀りしたいんだけど、我々が住んでた家の騒音問題については、私の方ではできる限りの改善策はしたんだよ。それこそ、回答で書いたような底の柔らかいタイプのスリッパ履くとか、椅子のカバーつけたり、絨毯敷くとかね。
 でも、君はスリッパは嫌がって履かなかった。ひろゆき君なりに、歩き方については、多少は気をつけてたのかもしれない。だけど、結局下の階の人は、引っ越しちゃった。
 で、これは自分たちで出来る改善の他に、建物の構造の問題もあった。構造は私たちで変更も改善もできない。なので、さっき君が書いていた『足音響かないタイプの構造の部屋に引っ越す』は案の一つだと思うんだよね」

ひろ「引っ越したほうが話が早いってパターンはあるね。うちは寝室が別なのも、活動時間帯と睡眠時間が合わないってのもあるし」

ゆか「うちの場合は、寝室を別にすることで騒音問題はだいぶ解決したよね。そもそも音に対する耐性も全く違うし、生活に密接に関わるところなので、お互いに譲れない部分でもあった。
 ただ、そんな部屋数増やすお金はないよ!って人の場合は、どうすれば良いと思う?」

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