また、外ではきちんとやるけど、家庭では横柄といったタイプの人なら、「管理会社の人から連絡があって、下の階の人から足音が響くと苦情が入っている」など、第三者からの苦情といった形にすると素直に聞くかもしれません(バレない範囲で……)。
・文句ではなく問題点を伝える
・それに対してどのような改善策が取れるのか考える
・すぐに改善しなくても怒らない
書くと育児っぽさがありますが、たとえ問題の原因が相手にあったとしても、良い年をした大人に対して、子どもを叱るような物言いをしたら、良い気分ではないと思います(そもそも子どもだって、頭ごなしに叱られたら素直に認めませんよね)。
価値観は人それぞれですし、悪意ではなく無意識の場合がほとんどだと思うのです。
言いたいことが沢山あったとしても、小言は一つずつにしたほうが良いものです。立て続けに言うと、いくらそこに正当性があっても「怒られた」、「文句言われた」と受け取られる率が高いのです。
ちなみに、体臭については、個人差もあるしデリケートな問題なので、既に臭いについては指摘済みであれば、さりげなくデオドラント製品を導入するなど、間接的な対応をする方が良いかなと思いました。
「ちゃんと洗って」も、ちゃんと洗った上でその状態かもしれませんし、意外と男性は、女性の臭いについては気を使って言わなかったりもしますよ。
最後に、ここまで問題の伝え方や改善策について長々と書きましたが、「すねる」、「機嫌が悪いと無視をする」という反応については、相手の課題です。
伝え方に工夫をすることはできても、相手の反応までコントロールはできません。そもそも大人なら自分のご機嫌は自分で取るものなので。
なので、自分の手にないボールのことまで気に悩むことはないと思います。