
日本時間7月27日、いよいよパリ五輪が開幕した。選手村の様子が選手により次々と発信されるなか、注目を集めているのが、東京五輪でも採用された「段ボールベッド」だ。米People誌は、「あの『反セックス』ベッドがパリ五輪で復活した」と報じた。
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「ご覧のとおり、かなり頑丈ですよ!」
「選手村にある段ボールベッドが気になる人のために、それがどのようなものか紹介しましょう」
英国の飛び込み選手、トム・デイリーさんはSNSに動画を投稿した。
ベッドの上部に書かれたフランス語“Rêvez vos exploits de demain”は、「明日の成果を夢見よう」という意味だ。
まず、デイリーさんは「ご覧のとおり、これは段ボールです」と言ってベッドの表面をこぶしで軽く叩いて見せた。掛け布団を少しめくってマットレスとマットレストッパーの構造を紹介。最後はベッドの上で跳びはねながら、こう締めくくった。
「ご覧のとおり、かなり頑丈ですよ!」

ラグビー選手2人でも大丈夫
「オリンピックベッドの陰謀」という刺激的なタイトルの動画を投稿したのは、アイルランドのラグビー選手、ハリー・マクナルティさんとジョーダン・コンロイさん。2人の体重を合わせると200キロ近い。
マクナルティさんは、「このベッドに2人以上の人が乗ると崩壊してしまうらしい」と言い、ベッドに飛び乗った。しかし、ベッドはびくともしない。続いて、コンロイさんが飛び乗ろうとしたものの、勢い余って転げ落ちた。再びトライして、今度は無事着地。
巨漢の2人が乗っても、ベッドはびくともしない。動画はマクナルティさんが親指を立てるシーンで締めくくられた。
オーストラリアのテニス選手、ダリア・サヴィルさんとエレン・ペレスさんの投稿も、なかなか過激だ。
「私たちはさまざまな方法でベッドの強度をテストするためにパリに来ています。さあ、いきましょう」

(https://www.tiktok.com/@dasha_tofu/video/7393827899683376391)