先述の通り二軍でも今のところ結果が出ていない。しかし同じ「背番号55」を背負った松井秀喜氏も、プロ入り後しばらくは苦労した時期もあった。また、“遅刻グセ”があるという部分も共通しているところではある。

「ゴジ(松井氏)も遅刻は酷かった。何度言っても治らなかったが、常に結果で周囲を黙らせた。秋広も今は色々言われるだろうが、結果を出して笑い飛ばせるくらいになれば良い。それだけのポテンシャルはある」(巨人関係者)

 誰もが大きな期待を抱くからこそ厳しい目で見られてしまう。しかし今年9月で22歳というのは大学4年生と同じ年齢であり、結果は残すに越したことはないが焦る必要もない。二軍にいる今のうちに技術、体力、精神面を徹底的に鍛え上げれば良いはず。一軍へ戻って来た時には、無敵の「新ゴジラ」と呼べるような選手になっていることを期待したい。
 

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