「光る君へ」での好演も話題の本郷奏多(写真:Pasya/アフロ)

 31日、バカリズムの原案・脚本によるドラマシリーズの第6弾となる「ノンレムの窓 2024・春」が放送される。第一話の主演は遠藤憲一と本郷奏多という異色の組み合わせ。本郷奏多はNHK大河ドラマ光る君へ」での好演も記憶に新しいが、その優し気なルックスとは裏腹に「酒豪」など意外な一面を持っている。過去の記事から振り返る。(2月18日に配信した記事の再配信です。年齢、肩書等は当時)。

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 NHK大河ドラマ「光る君へ」で、奇抜なキャラを演じて注目を集めているのは、俳優の本郷奏多(33)だ。変わり者の花山天皇を好演しているが、1月28日放送の第4回では、入内した藤原よし子(井上咲楽)の手首を帯で縛るという官能的なシーンもあり、SNSでも「ぎりぎりまで攻めたな」「NHKで雅な緊縛プレイが流れた」などと盛り上がり、放送中に「緊縛プレイ」がトレンド入りするほど。エキセントリックな役をリアルに落とし込んで演じる本郷の演技力を絶賛する声も多くあった。

「4歳のころからキッズモデルとして活動していた本郷ですが、その後、映画『リターナー』で子役としてデビューし、14歳のときに映画『HINOKIO』で初主演を果たしました。映画『テニスの王子様』や『GANTZ』シリーズ、『進撃の巨人』シリーズなど、人気漫画の実写化作品に多数出演しています。キャラの再現度の高さはファンからも高評価を得ており、『本郷奏多がやるなら安心だ』という声もよく聞きます。本人は原作のイメージ通りに、なるべく忠実にやる、過去にインタビューで話しており、“個性は消す”というこだわりもあるようです。一方、バラエティー番組で披露するエピソードは豊富で話術もすごい。以前、自身を『圧倒的陽キャ』と分析していたようですが、なんとも引き出しの多い俳優です」(テレビ情報誌の編集者)

 現在は大河ドラマのほか2本の連ドラに出演中の本郷。『消せない「私」-復讐の連鎖-』(日本テレビ系)では、ヒロインの復讐に協力する配信者役を、『アイのない恋人たち』(テレビ朝日系)では、恋愛経験のない会社員を演じており、まったくキャラクターの違う役柄をそれぞれ見事に演じ分けている。

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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