明治大学の教授も賛同
A輔さんもB美さんも、この3月で大学を卒業する。B美さんは就職に伴い同好会から離脱するが、A輔さんは「今のままでは不完全燃焼。聴講生などの制度を利用して、あと半年か1年くらいは籍を置こうかな」と話す。
「僕たちのSNSの発信に対して、何人かの明大教授が賛同を示してくれています。今回の要望書で納得のいく回答がもらえなければ、教授たちの署名を集めた上で、改めて要望書を提出したい」(A輔さん)
かつての大学紛争とはまた違った形で、「自由な言論」を求めて大学側と対峙することを決めた学生たち。立て看板をめぐる“闘争”の行方やいかに。
(AERA dot.編集部・大谷百合絵)