「外れ外れ外れ1位」で入団したケースでは、10年ドラフトオリックスが後藤駿太(現中日)、13年ドラフトで日本ハムが渡辺諒(現阪神)、17年ドラフトでソフトバンクが吉住晴斗(21年に引退)を指名している。

 ロッテドラ1・上田は即戦力野手としてプロの舞台に挑む。ファンは「クジで3度外して上田を指名できて良かった」と思わせる活躍を待ち望んでいる。そして、その可能性を十分に秘めた逸材であることは間違いない。

(今川秀悟)