「昨オフは取材、バラエティ番組出演、CM撮影、関係者各位との食事会など休む暇もなかったという。アスリートにとっての休養は体作りも含まれているはず。故障はショックだろうが結果的には周囲からの要請を断る口実にもなる。イチから再スタートのつもりで頑張って欲しい」(ヤクルト関係者)
三冠王という実績とともに、ポテンシャルの高さを誰もが認めているからハードルも高くなる。多くのスター選手が常に向き合ってきた宿命のようなものだ。
「課題は明白、肉体改造をすればさらなる進化を遂げるはず。ヤクルトとの3年契約が終わる25歳時にメジャーとの莫大な契約を手に入れるくらいになって欲しい。いくら出しても獲得したい、と思える完璧な選手になれる可能性はある」(MLBアジア地区担当スカウト)
プロで飛び抜けた結果を出したことで多少、浮ついた部分があったのかもしれない。しかし誰もが「素直で頭が良い」という選手だけに自らの立ち位置は認識しているはず。今季を「失敗」と位置付けてさらなる進化を遂げてくれることを期待したい。