二つ目は「移動の時は早歩きする」
運動の時間を設けなくても、日常動作でやせることはできます。早歩きは有酸素運動になり、脂肪燃焼効果があるので、わざわざジョギングなどの時間を設けなくても、日常の行動を早歩きに変えるだけで、運動をしたのと同じ効果が得られます。
早歩きをする時のポイントは、以下の3点。
少しだけきついと感じるくらいの速度にするのがいいでしょう。脂肪燃焼効果を得られているかは、心拍数で判断します。心臓が少しドキドキし、やや汗ばんでくるくらいが、ちょうどよい速度です。余裕があったり、逆にきつすぎたりすると、効果は半減します。
三つ目は、「エスカレーターではなく階段を使う」
階段を使うと上り下りの移動で足腰強化、脂肪燃焼が期待できます。駅や高い建物など、生活のなかでは意外にたくさん上り下りの移動をしているものです。エスカレーターに頼らなければ、自重を使ったトレーニングと同じ効果が得られます。
階段を使う時のポイントは、以下の2点。
背すじを伸ばし、足の裏全体を使って上りましょう。かかとが浮いていると、もも前の筋肉ばかりが使われ、疲れやすくなります。逆にかかと重心になると、背中が丸まりやすくなります。
(構成 生活・文化編集部 森 香織)