さらに、自民党女性局長の松川るい参院議員が、フランス研修中にエッフェル塔前で塔をまねたポーズを写真に撮りSNSで投稿したことが、「不適切」として大炎上した。研修がどういったものだったのか、報告書の公表を求める声が強いが、いまだに公表されていない。
一方で、物価高騰は止まらず、庶民の生活は圧迫されていく。ガソリン価格の高騰を受けて、ガソリン税を軽減する「トリガー条項」の発動を求める声が多くあがっていたが、鈴木俊一財務相は「発動は見送る」と述べ、批判が殺到した。
9月13日には支持率回復を狙った内閣改造・党人事を実施したが、過去に自身の政治団体で不明朗な会計処理が問題になった小渕優子衆院議員が選対委員長に就任したことで、「説明責任が果たせていない」などと批判が再燃。事件当時、検察が押収したパソコンのハードディスクがドリルで壊されていたという事実があり、“ドリル優子”と揶揄する投稿がSNSにあふれた。
直近の世論調査では8月は支持率33%、9月の改造後の支持率も37%と低い水準にとどまっている。