ダヤン・ビシエド

【2】リーグに誇るポジションは捕手、二塁、遊撃

 中日がセ・リーグ他5球団より秀でるポジションが3つある。

 捕手(守備のみ)は2963試合の谷繁元信(横浜時代を含む)、1998試合の木俣達彦、1868試合の中村武志(横浜時代を含む)と、通算1800試合以上5人のうち、3人が中日選手だ。ほかには古田と森昌彦(巨人)しかいない。

 次に二塁手。まず、高木守道の通算2179試合出場は日本一。荒木もゴールデングラブ賞を6回獲得している(広島・菊池涼介10回、西武・辻発彦8回)。また高木、荒木とも通算2000安打を達成している。

 遊撃手も井端弘和が奮闘。遊撃手だけで通算2000試合出場、通算2000安打を達成している坂本勇人(巨人)が歴代ナンバー1遊撃手だろう。しかし、井端はゴールデングラブ賞7回。守備率1位のシーズンが4回もある。それぞれの年のエラーはわずか2個、4個、4個、4個だ。驚異的というしかない。シーズン守備率最高も1997年・997(失策1)の鳥越裕介である。

 逆に1ポジションだけ、通算1000試合出場していない。三塁手だ。長嶋茂雄(巨人)、衣笠祥雄(広島)、掛布雅之(阪神)ら、「ホットコーナー」と呼ばれる熱いポジションだが、島谷金二が球団最多の通算961試合なのだ。島谷は阪急に移籍後、通算1682試合に出場したが、中日でないだけに、ちょっと寂しい。

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