計太(けいた)/1989年、奈良県生まれ。大阪教育大学スポーツ科卒、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。パーソナルトレーニングジム「ボクノジム」経営。モットーは「2か月後の減量よりも1年後の健康」。
計太(けいた)/1989年、奈良県生まれ。大阪教育大学スポーツ科卒、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。パーソナルトレーニングジム「ボクノジム」経営。モットーは「2か月後の減量よりも1年後の健康」。

■【置き換えプラン1】水を緑茶に

 では実際に五つのプランについて解説していきます。まずひとつ目は、水分摂取の一部を水からお茶(緑茶)に置き換える方法です。緑茶に含まれるカテキンには、脂質の吸収やコレステロールの合成を抑制し、脂質の代謝UPにも関わることが科学的に証明されています。もちろん、緑茶を飲むだけで簡単にやせられるわけではありません。それでも、日常生活に必要な水分の一部を緑茶で摂取するだけでダイエット効果が期待できるのなら、試してみる価値は十分にあると思います。

■【置き換えプラン2】白米を玄米に

 【プラン1】と同じ理由で、白米を玄米に置き換える方法もおすすめです。玄米は栄養価が高く、ダイエット効果を高める食物繊維、ビタミン、ミネラルなどを豊富に含んでいます。また、玄米はかみ応えがあるため咀嚼(そしゃく)回数が増えます。結果として食欲が安定し、ダイエットがはかどる可能性があります。実際に「玄米生活を始めて体重が落ちた」というダイエッターも少なくありません。私自身の実体験からも、白米から玄米への置き換えは、ダイエット生活をステップアップさせる“きっかけ”になると断言できるので、ぜひ取り入れてください。

■【置き換えプラン3】お菓子を果物に

 お菓子を果物に置き換えるプランもダイエット効果が期待できます。糖質や脂質を多く含むお菓子類は、ダイエットに不向きな食品の代表格。対照的にフルーツは脂質が少なく、果糖のバランスが良いため食後に血糖値が急上昇することもありません。ビタミンを手軽に摂取することができ、抗酸化作用もダイエット生活でプラスに働きます。

 「フルーツは糖分が多くて太りやすい」と誤解されがちですが、さまざまな栄養素がバランス良く含まれていることから、厚生労働省が推進する国民健康作り運動「健康日本21」では、1日に200~300gの果物を摂取することが推奨されています。もちろん取りすぎには注意が必要ですが、国の“お墨付き”があるので積極的に食べましょう。

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