ソフトバンクとの残された契約期間も残り2年。メジャーへの移籍を前提に来日したのは間違いないが、MLBFA市場で“勝負”する前に本人も何とかして日本で結果を残したいとは思っているだろう。

「日本野球に慣れようと必死。英語と拙い日本語を使ってチームメイトと積極的に会話する姿も見かける。父親やガールフレンドが交互に来日し、身の回りの世話をしつつ孤独感を紛らわせている。スチュワート一家が一丸となり必死に頑張っているのが伝わってくる」(ソフトバンク担当記者)

 鳴り物入りで来日したスチュワートは来季以降、評判に違わぬピッチングを見せることはできるのか。2024年シーズンの終了後にメジャーのFA市場で大型契約を手にするためにも、日本で結果を残す必要があるのは明白だ。米国でもトップクラスの評価を受けた逸材が本領を発揮する日は近いのか。来季のスチュワートはNPBで最も注目したい助っ人の1人だ。

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