もう1人、気になる投手が青柳晃洋だ。NPBでの実績は申し分ない。今季は13勝4敗、防御率2.05で2年連続最多勝、最高勝率、自身初の最優秀防御率のタイトルを獲得。抜群の制球力、多彩な変化球を駆使した緩急自在の投球でスタミナも抜群だ。サイドスローとアンダースローの中間の位置から右腕を振る変則フォームは国際大会でも大きな武器になるが、侍ジャパンに選出された昨年の東京五輪では2試合の救援登板で防御率27.00。金メダルを獲得したが、青柳自身は本来の力を発揮できなかった。
在阪の民放テレビ関係者は、「青柳は先発で力を発揮するタイプ。侍ジャパンの投手陣を見ると、先発はダルビッシュ、大谷、山本由、佐々木朗らで固まっているように感じる。選出されるとしたら、『第2先発』という形で試合の中盤からロングリリーフの役割になるのではないか。あの投球術はメジャーの強打者にも十分通用すると思うので、WBCのマウンドで勇姿を見たいですけどね」
阪神の不動のエース、リードオフマンに侍ジャパン選出の吉報は届くか。(今川秀悟)